2015年12月9日水曜日

韓氏意拳・養生功(女子会)の2回め

昨夜は駒井先生を羽根木の家にお招きしての、韓氏意拳・養生功の講習会の2回めをおこなった。

私と駒井先生をのぞいて、参加者が全員女性という、「韓氏意拳女子会」みたいな集まりだが、これは参加者のほとんどがげろきょゼミ生であるせいだ。

昨日は行功という、健身功のつぎの段階でやる、移動をともなうものをおこなった。
型を忘れても、だれかが覚えていて教えてもらえばいい、ということで、今回も手分けして覚える。

養生功の型はたくさんあって、たぶん今回のような3回くらいの講習ではとても身につくものではないのだろうが、まずは親しんでもらいたいという駒井先生のかんがえがあるのだろう、工夫して3回で全体像がわかるような内容にしてもらっている。

そして、講習の最初のほうでは、韓氏意拳に触れたことのない者も多いので、ほかの武術や中国拳法とはことなる韓氏意拳の原理と、私たち現代人がどのように身体を使っているか(あるいは使えていないか)の実験のようなものをやってもらって、みんな興味深くためしてみていたようだ。

終わったあと、時間外ではあったが、次週の最終回にやる予定の修身八式のなかの「孤雁出群」という型を、予習として教えてもらったり、実際に打撃を受けたり打ったりすることについての体験を個人的にさせてもらったりした。
とくに打撃の体験は、自分がいかに習慣的な動きに縛られているか、もう3年も稽古していてもいかに「状態」や「抱《バオ》」にたいして甘さがあるのか、思い知ることになり、さらなる緻密な稽古の必要性を痛感した。
駒井先生、昨日も遅くまでありがとうございました。

羽根木の家で韓氏意拳初級講習会(12.29)
内田秀樹準教練による韓氏意拳の体験&初級講習会@羽根木の家を12月29日(火)に開催します。自分の未知の身体に出会えるユニークで注目の武術です。どなたでもご参加いただけます。