これは3回シリーズの初回で、広く一般の方にもおいでいただこうと思っていたのだが、まずは羽根木講習会のメンバーやげろきょのゼミ生に声をかけたところ、あっていう間に定員いっぱいになってしまった。
一般の方にはキャンセル待ちに回っていただくほどだった。
とはいえ、昨日は体調不良や仕事による欠席者が2名、参加者が私をいれて7名での開催となった。
びっくりしたのは、私と駒井先生をのぞいて全員が女性だということだった。
もともと韓氏意拳は殴りあったり、激しい動きのない武術なので、女性の参加者も多いのだが、今回はとくに養生功ということで参加しやすかったのかもしれない。
健身功は18種類の式(型)があり、全身まんべんなく、無理のない自然な動きのなかで自分の身体の声と向き合うことができる方法だが、種類がたくさんあるので一度におぼえるのは大変だ。
なので、駒井先生の提案で、参加者がそれぞれ分担して2つか3つづつ式をおぼえ、忘れた人がいたらお互いに教えあうという方式を取ることになった。
式には「蒼熊擺首」「白猿献果」「幼鹿学奔」といったふうに、動物がはいっているものが多い。
これは動物の動きをなぞるということではなく、そのように動いたらそんな動物を思わせるようなおもむきが生じたということであって、あくまで動きにつけられた便宜上の名前にすぎない。
それにしても、さすがに中国武術、典雅な感じがある。
みんなでわいわいと1時間半以上身体を動かし、この寒さに関わらずほかほかした身体と気分で散会となった。
残りの2回も楽しみなのだ。
といいつつ、今日はこれから中野まで、今度は韓氏意拳本体(?)の稽古に行ってくる。
なんだか韓氏意拳三昧の日々だけど。
◎羽根木の家で韓氏意拳初級講習会(12.29)
内田秀樹準教練による韓氏意拳の体験&初級講習会@羽根木の家を12月29日(火)に開催します。自分の未知の身体に出会えるユニークで注目の武術です。どなたでもご参加いただけます。