2008年公開の合衆国映画。
これ、なんと、ダニー・ウォレスというイギリス人作家が自身の体験にもとづいて書いた本を原作としているとのこと。
まじかい。
自分では絶対に観ないような映画なんだけど、最近よくバカ映画情報を交換しあっている友人の安納献に教えてもらって、まあ観てみるかひまだし、くらいの感じでまったく期待しないで観はじめたもの。
主演はジム・キャリー。
ジム・キャリーといえば、「マスク」で強烈な印象を受け、その後「トゥルーマン・ショー」でちょっと感心したことがあるが、とくに好きな俳優というわけではなかった。
助演女優がズーイー・デシャネルという人で、これがなかなかの好演。
変なバンドのボーカルをやったり(もちろん売れてない)、変な写真教室のインストラクターをやったりして、なんとか生活している女。
ジム・キャリー演じる主人公は銀行員なのだが、こちらもぱっとしない毎日を送っている。
それがひょんなことから「イエスマン」になってしまったことで、人生が大きく変わりはじめるという、荒唐無稽なコメディなのだが、実体験にもとづいた話だというから驚く。
まあそういうこともあるかもしれないし、人生なんてそんなもんだよね。
つまり、変化をおそれていてはなにもはじまらないし、変化しないように縮こまっていても変化は勝手にやってくるものだ。
ならばと積極的に変化させていくのもいいかも。
たぶん結果はどちらも似たようなものかもしれないけれど、自分が選んだ変化と、流されていく変化のどちらがいいんだろう、というのはそれぞれの人の選択の問題だろう。
ちなみに、ズーイー・デシャネルは「銀河ヒッチハイク・ガイド」にも出演しているらしい。
これは未見なのだが、観てみたくなった。
つぎはこれ見る。