私の本『共感的コミュニケーション2018』を読んだという人からこんなメッセージをいただいた。
「Kindle で共感的コミュニケーション2018読ませていただいてます。NVCを学んでる最中ですが、読みやすい本を探しててたどり着きました。だいぶ入ってきやすいです。人生の波を乗り切り、命を味わうって言葉いいですね」
うれしい。
私の本はKindle版と紙の書籍の両方が出ているが、日本の書籍流通ルートに乗っていないので、書店の書棚にならぶことはないし、図書館にも置かれていない。
Kindle版はアマゾンにアクセスして検索すれば、すぐに入手できる。
また紙の書籍も私のウェブサイトから直接購入できるようになっている(送料無料)。
しかし、一般的にはまったく知られていない。
上記のように、NVCを学びはじめた熱心な人が、あちこち検索でたどって、私の本にたどりつくケースはあるが、まれだ。
NVCを学ぶための日本語の本としては、いまのところ日本経済新聞社から出ている『NVC 人と人との関係にいのちを吹き込む法』が定番となっているが、それ以外のものはほとんど出ていない。
『「なんでわかってくれないの!」と思ったときに読む本』という翻訳ものがあって、これもNVCをベースに書かれたコミュニケーションの本だが、もともとは英語で書かれている。
つまり、最初から日本語で書かれたNVCの本がほとんどない。
いや、まったくないといっていいだろう。
私の本をのぞいて。
あと、本にまとめた以外にも、膨大なドキュメントが私のブログ「水の反映」に掲載されている。
NVCを学ぶためのテキストをとにかくたくさん読みたい、という人は、私の本とブログをおすすめしたい。
これは私の書いたものをもっと知ってもらいたいということもあるが、それ以上に多くのNVCを学ぶ人たちが学ぶためのテキスト探しに苦労しているのを見て、いつももどかしい気持ちになってしまうからだ。