2011年8月30日火曜日

次世代作家養成塾:習作&講評「肥満」三木義一

次世代作家養成塾では、扱うテキストの種類を限定していません。
小説、エッセイ、詩、ブログ記事、メール、現代はさまざまなテキストで自分を表現したり伝えたり、業務連絡したりする機会が多いですね。それらすべてを「テキスト表現」という一元化した「原理」でかんがえようと試みているのが、この場なのです。
テキスト表現とは、「テキスト」すなわち「書かれた文字や文章」を使って自分自身を表現し、人に伝える行為のことです。
では、日記はどうでしょうか。
日記は普通、人に見せることを目的としていません。自分のためだけの書くものです。これはコミュニケーションといえないでしょうか。
日記は現在書かれ、そして将来のいつか、自分がそれを読むことを想定されています。つまり、現在の自分から未来の自分に向けての表現といえないことはないかもしれません。
が、それはちょっとこじつけがすぎるかもしれないですね。
しかし、最近はブログで日記を公開している人も多いと思います。たわいもない日常的な断片であったり、重厚な社会問題に切りこんで意見を述べるものであったり、さまざまなものがありますが、これはもう人に読ませるための日記であって、立派なテキスト表現といえるでしょう。

三木義一のこの作品は、文章の性質としては「詩」の範疇にいれることができるかもしれません。

(以下、講評つづきと作品本体は養成塾のメールマガジンで掲載しています)

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