2011年8月10日水曜日

猫スケッチ展の偵察(おもしろかった)と猛暑

今日は東京でも日中が37度、夕方5時になっても33度を下らない猛暑だった。
そんな中、昨日から始まっている猫スケッチ展「猫のうた」の会場の下北沢・音倉まで、様子を見るのと用事があるのとで行ってきた。

こんなことを書くと失礼なのだが、音倉はランチタイムでもいつもお客さんが少ない。あまり知られていない「穴場」だといっておこう。いや、確かにそのとおりなのだ。
オーガニックフードを使った料理はおいしいし、店は地下にあるとはいえドライエリアから差し込む明るい陽光が地下の閉鎖感をまったく打ち消している。
ここがいつも静かなのは、運営がNPO法人で、ガツガツした宣伝がされていないせいだろう。だから穴場なのだ。この点はわが現代朗読協会と事情が似ている。

今日は行ってみると何組かのお客さんがランチに来ていた。
私もランチを頼んだ。ラタトゥイユのパスタで、なかなかおいしかった。とくにここのラタトゥイユには蓮根がはいっていて、よかった。私はラタトゥイユに蓮根を入れたことはないが、蓮根はいける。食感もよろしい。
ほかのお客さんのテーブルに、私の猫絵のポストカードが数枚乗っているのが見えた。どうやら、買い求めてくれたらしい。別のお客さんも、壁面の絵を熱心に見てくれている。
ふたり連れのお客さんが、帰り際に絵をじっくりと見ながら、なにやら話している。思い切って話しかけてみた。年輩の女性ふたり。
すると、猫が大好きで、ご自分も飼っているのだという。昨日のライブのことを知っていれば来たのに、と残念がっていた。住所と名前を芳名帳に残していってくれたので、ランチタイムコンサートのご案内を送ろう。

一見アーティスト風の、私より少し年輩の男性がふたりやってきて、来年の1月くらいにここで展示をやりたいと、店の人と相談しているのが聞こえた。店の人がシステムを説明している。
それから、男性たちは私の絵と販売額を見て、「安いなあ」などといっている。彼らの作品はきっと高額なのだろう。

短い時間だったが、いろいろとおもしろかった。
今週の日曜日はランチタイムコンサートとしてピアノ演奏をするので、明日はその準備をしよう。ピアノ演奏と同時に、映像と音響をいくらか使ってみたいと思っている。
ランチタイムコンサートの詳細はこちら