4月28日から3日間にわたっておこなわれた音読トレーナー養成講座に、2名の男性が参加した。
これまでボイスセラピー講座も含め圧倒的に女性の参加率が高かったのだ。
正式には、この後、音読セラピーの現場実習レポートを3回以上提出してもらって、トレーナー認定となるのだが、ふたりとも近いうちに実施計画をお持ちである。
もちろん、音読トレーナーの認定に男女は関係ない。
養成講座はボイスセラピー講座の受講者を対象に、トレーナー認定を希望される方が何人か集まったら、日程を調整して開催することになっている。
音読ケアワークをグループ対象に実施できる進行方法を身につけ、またその効果や理論的裏付けを学んでいただくことが講座の内容となっている。
とくに、ファシリテーション技術としての共感的コミュニケーションを学んでいただくことは、重要な柱のひとつになっている。
共感的コミュニケーションを日常生活のなかで実践的に使えるようになるには、相当量の経験と練習が必要になるが、ファシリテーション技術としても使えるものがたくさんある。
また、ケアワークを実施するトレーナー自身が落ち着きや共感的態度やニーズにつながったいきいきした態度でいられることで、クライアントにもよい影響がある。
共感的コミュニケーションをトレーナーのスキルとして重視していることが、音読療法の特徴ともいえる。
それはともかく、楽しい3日間だった。
身体を動かしたり、身体に注目したり、理論を学んだりするあいまに、おいしいものを食べに行ったり、夜は飲みに行ったり、朝はマインドフルネスの練習をしたり。
そもそも音読療法が心身の健康法であり、調整法なので、みんながいきいきしないわけがないのだ。
新トレーナーのふたりには感想インタビューをおこなったので、近いうちにYouTubeで配信する予定だ。
生の声を聞いてみてほしい。
興味がある方は、音読カフェまたはボイスセラピー講座にまずは参加してみてほしい。
みなさんのご参加をお待ちしています。
◎5月20日:ボイスセラピー講座@国立
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を学び、身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。5月20日(日)10時からJR国立駅徒歩5分の会場にて開催。