(手書きメモは伊藤はるかによる)
マインドフル手帳術をベースに、本格的に実用化し、プライベートでも仕事でも実践的に使うことができ、同時に共感的コミュニケーション(NVC)をしっかりと身につけることができる共感手帳術講座が、先日の5月27日にスタートした。
マインドフル手帳術は半日講座だったが、共感的手帳術はそれよりグレードアップして、ベーシック編とアドバンス編の前後編に分かれている。
そしてそれぞれ半日のメイン講習と数時間のフォローアップで構成されている。
先日はそのベーシック編のメイン講習だった。
午前11時から午後5時まで、参加の皆さんにはじっくりと共感手帳術の基礎に取りくんでもらった。
わざわざ当日の早朝に新幹線に乗りこんでやってきた富山在住の方もおられたり、初回ということもあって、私としても熱がはいった。
「マインドフル」ということばはタイトルからなくなったけれど、マインドフルネスをベースにした自己共感を用いた手帳術ということには変わりない。
マインドフルであることと、自己共感の質を高めることとは、深く関係がある。
また、自己共感の質が高まれば、他者共感の質にも影響がある。
つまり、共感的コミュニケーションが自然に身につき、いきいきと怖れのない人生を選択することができる。
NVCとか共感的コミュニケーションを学ぶ場が増えてきて喜ばしいかぎりだが、ではそれに参加したすべての人が日常的にそれを使ったり実践したりできるようになるかといえば、なかなかそうではない。
なぜなら、身につけるには継続的な練習が必要だからだ。
継続的な練習方法として共感手帳術がとても有効だし、それ以上に実用的な手帳術としても役に立つ。
そのことは、長年あれやこれやと手帳を使いつづけ、さまざまな手帳術をためしてきた私自身の実感として、ある。
興味をおぼえた方は、ぜひ次期講座に参加してみてほしい。
次期の講座は、平日の夜、オンラインに限定して、全6回で完結するコースを、6月20日から予定している。
共感文章講座と合わせてご利用いただくこともいいだろう。