そろそろこたつを出そうかと思っているのだが、今朝は意外に暖かかったので、見送り。
しかし、そろそろ出したい。
こたつを囲んでのゼミや共感カフェはなかなか楽しいのですよ、みなさん。
基礎ゼミでは最初にじっくりいろんな話を聞き合う(雑談ともいうが(笑))。
こういう時間は大事。
それからいつも基礎トレーニング、そしてエチュード。
朗読エチュードはいつもあまりやらないコミュニケーションのエチュードをやってみる。
たくさんの気づきがあって、おもしろかった。
古くから来ているゼミ生も、最近はいったゼミ生も、それぞれ自分自身にたいする注意深さがあって、緻密になっていた。
その証拠ともいうべき現象として、実際に朗読してもらったとき、自分自身を読み飛ばさない注意深さのなかに、自然でたくらまない正直さがあらわれてきて、ちょっと感動した。
終わってから、てんちゃん・満里菜と3人で小春食堂に行って昼食。
そのあと、夕方の朗読ライブの稽古まで時間があるという満里菜と羽根木公園に行って、ビオキッズというイベントをのぞく。
カフェ・オハナや気流舎、くるくるマーケットが出店していて、挨拶してくる。
桃ちゃんのできたてカレンダーや、オハナの塩麹ビスケットを購入。
横浜シュタイナー学園のブースにもちょっと顔を出した。
夜はテキストゼミだったが、奥田くんひとりだったので、オンラインでやる。
来週、文学フリマとのことで、それに出す作品を読ませてもらう。
ファンタジー小説の王道を行くような設定で、私もとても好きな感じだ。
ちょっとだけアドバイスするが、奥田くんはもうほとんど余計なアドバイスは必要ない域にまで来ている。
どんどん書いてほしい。
できれば大作に挑戦してもらいたいな。
完全に安心して、好きなことを好きなように表現できる場として、現代朗読協会を整えることに腐心している。
そのような場があるとき、はじめて人はのびやかに、無心に、無防備に自分を試せて、そこに大きな成長があることを確信しているし、またそれが起こっているのを毎日のように目撃している。
これは本当に幸せなことだ。
朗読や小説執筆にかぎらず、さまざまな表現の研鑽の場としてより広がりを持たせることはできないだろうかと、私はかんがえている。
つまりそれは、私ひとりがリードするものではなく、みんながそれぞれ自分の場として自主的に活動していくということで、それをいつも夢見ている。