2017年10月22日日曜日

名古屋天白の古民家スペースでの初開催共感カフェ

2017年10月15日、日曜日。
名古屋市天白区にある水野生惠さんの古民家スペース〈アロマファン〉で、共感カフェを初めて開催した。
私が案内人をつとめる共感的コミュニケーション(NVC)の勉強会は、おたがいの顔が見えて直接声が届きやすい、そしてお互いに聞きあえる距離を大切にしているので、参加人数が10人を超えないようにしているのだが、生惠さんのおかげで開催当日は満席となった。

参加してくれたのはお勤めの方、主婦、表現をやっている人、ボランティア活動をやっている方など、さまざまな背景のみなさんで、女性が多かったが、男性もおひとりいらした。
共感的コミュニケーションに初めて触れる方も多かったが、すでに何度か学びの場に参加したり、日常で試みている方もおられた。

最初にすこしだけ共感的コミュニケーションの考え方について触れたが、すぐに実例を用いた実践的な事例検証にはいっていった。
私の勉強会では、講義のように一方的に教えるということをなるべくやらないようにしている。
極力、実例を取りあげて、すぐにでも試してみることができる具体的な方法を検証したいと思っている。

今回も仕事の同僚との関係、親子関係、友人との関係などで起こるいらいらや心配、怒りを扱い、それを共感的にどのようにとらえ、自分につながり、相手のニーズを推測し、場合によっては相手にも共感しながら、自分と相手を大切にする関係を築いていく方法について、みんなで学んだりかんがえたり、練習したりしてみた。
みなさん、とても熱心に3時間という枠をがっつりと食いついてきてくれ、終わってからも多くの人が残って、さらに1時間以上も話を聞かせてもらうことができた。

勉強会に多くの方が来てくれたというそのことよりも、その場がみなさんの学びとつながりと安心を満たす空間になったことが、私には喜びだった。
最後にはみなさんから「来てよかった」という声を聞かせてもらえて、とてもうれしくなった。

こちらの〈アロマファン〉は、生惠さんが私の名古屋での拠点にしてもらっていいといってくれていて、来月も自己共感を用いた文章表現のワークショップを開催することになっている。
興味のある方は参加してみてください。
11月23日(木/勤労感謝の日)です。
詳細と申し込みはこちらから。