2016年9月12日月曜日

自力出版講座の初回が終了

オンラインでおこなう自力出版講座全3回の初回が終了しました。
今回の参加者は近場から2名と、遠方から1名、それに近場の方のご家族が興味しんしんで見学されたので、4名とカウントしましょう。

まずは一般の書籍出版の世界の概略説明。
大手出版社、中小出版社、個人出版社、そして自費出版の解説。
これらはグラデーションのように重なり合っている部分があるとはいえ、それぞれ明確に区別することができます。
なぜそのような区別を明確にしておく必要があるかというと、この講座の目的である「自力出版」がそのどれともちがう世界をめざしているということを明らかにしておきたいからです。

自力出版は自立出版ともいえます。
英語でいえばインディペンデントの世界です。
音楽や美術の世界ではなじみの深いことばですね。
大手の組織や系列などにたよらず、個人が自立して自分の制作物を世に問う世界です。
インターネットがテキスト作品をもそれを可能にしました。

自費出版とはちがって、自力出版は初期費用が不要です。
自分のコンテンツを世に出すのに、費用はほとんどかかりません。
資本力のない個人が、初期費用をほとんどかけずに、自分のコンテンツを世に広く配信することができる。
これが自力出版の世界です。
なぜみなさんはこれにもっとチャレンジしないのでしょうか。
不思議でなりません。

自力出版の概念をおおまかに説明したあと、実際に自力出版をするための具体的な手続きに進みました。
自力出版のためにはいまやさまざまな方法やツールが用意されているんですが、まずは私が解説するのは、そのもっとも簡略で確実な方法です。
すなわち、アマゾンのKindleで自分の本を配信するためのKDPへの登録と、KDPにアップロードするための電子書籍データを作るための電子本編集販売サイトBCCKS
への著者登録です。

このふたつがあれば、電子本の著者として全世界に自著を配信することができます。
やりかたによっては大きな収益を得ることも可能です。

今回は、全3回講座のうちのその入口の部分を解説してみました。
私にもチャレンジがあって、オンラインでのネットミーティングシステム(Zoom)を使いながら、画面共有や、MacBookに接続したiPadをホワイトボードのように使って手書きで解説を書いたりすることが、うまくいったのです。
受講している人にできるだけわかりやすく見せたいと思っていたんですが、ある程度はうまくいったようです。

自画自賛になりますが、この講座はとても有用なものだと思うので、興味がある方はぜひ次回のチャンスをのがさず参加してみてください。
全3回すべてに参加できなくても、講座は動画での全記録をとっていますし、補講もありますので、挑戦してみてください。

一日集中自力出版講座@国立(10.1)
自作の出版を、既存の出版社から独立出版へと完全移行した水城ゆうが、そのノウハウを半日集中講座でシェアします。会場はJR国立駅から徒歩5分の某所。ランチをはさんで7時間、がっつり学んでください。

自力出版講座、全3回@オンライン(10.17/24/31)
自作の出版を、既存の出版社から独立出版へと完全移行した水城ゆうが、そのノウハウを全3回でシェアします。ネット会議システムを利用したオンライン講座なので、どなたも居ながらにして参加できます。10月17(月)/24(月)/31(月)、いずれも19時から2時間。