2019年2月13日水曜日

映画:ショーシャンクの空に

1994年公開のアメリカ映画。
監督はフランク・ダラボン。
ほかにも「グリーン・マイル」や「ミスト」なども作っていて、この映画も含めてスティーブン・キング原作のものが多い。
監督作品よりもプロデュースや脚本で関わることが多いようだが、いずれにしてもハリウッド映画界ではベテランといってもいいだろう。

評判の高い映画ながら、いままで未見だった。
時間があったので、Netflixサーフィンをやっていたら目についたので、ふと観てみた。

途中で観るのをやめようかなと何度も思ったほど、前半は地味。
しかし、その地味さは計算された地味さで、後半に生きてくる。
そして最後は、ええーこうなるのか! とびっくり、感動するという仕掛け。

いやあ、よくできてるわ、脚本が。
もちろんそれを踏まえた映像もよくできている。

役者がいい。
主人公役のティム・ロビンスももちろんいいし、助演のモーガン・フリーマンもすばらしい。
他の脇役たちも、ちょっと鼻につく過剰演技がないわけではないけれど、なかなかの名優ぞろい。

ちょっと古い映画だけど、おすすめ。
観る人には、とにかく後半までがまんしてちゃんと観ることをおすすめする。
前半にいろいろ仕込まれていることが、最後にちゃんと回収されていくし、その回収のしかたがかなり驚きの気持ちよさなので。