2016年2月15日月曜日

著作使用権フリーの水色文庫をどうぞ

自分が書いた朗読用やラジオ用のスクリプト(原稿/テキスト)を著作使用権をフリーにして「水色文庫」としてブログに掲載してあるのだが、どこでどうやって見つけてくれるのか、朗読者やナレーターからしばしば「読ませてください」もしくは「読ませてもらいました」という連絡をいただく。

自分の作品が読まれるのは素直にうれしい。
連絡をくれなくてもかまわなくて、実際に連絡なしに勝手に読んでいる人もたくさんいるようだ。

連絡をくれるのは、ラジオ局のアナウンサー、ナレーター、声優、そういった仕事の卵の人、趣味で朗読している人など、さまざまだ。
読まれる場も、電波ラジオ(コミュニティFMをふくむFM局がもっとも多い)、ネットラジオ、個人音声ブログ、朗読ライブや公演など、こちらもまたさまざまだ。

けっこうな頻度で連絡があり、とくに最近、理由はわからないが増えてきていて、1週間にひとりかふたりくらいからメールをもらう。
そういったメールのひとつを(数日前にもらったもの)、抜粋して紹介したい。

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水城ゆう様、こんにちは
趣味で朗読活動をし始めたのですが、朗読作品を探している中で、ネットにて水色文庫のフリーテキスト集を見つけました。
猫、コップの中のあなた、砂時計を読み、水城様の世界観に一気に引き込まれ、ぜひ朗読に使いたいと思い、水城様にメール致しました。
活動は不定期で、水色文庫さんを含めたネット上のフリーテキストからランダムに朗読をしてゆく予定です。なにぶん趣味で始めてまだまだ初心者なのですが、心を込めて丁寧に読んでいきたいと思っています。
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こういう声を聞くと、またあたらしい作品をがんばって書きたくなる。
とりあえず、3月11日の「沈黙[朗読X音楽]瞑想」公演のための新作テキストを書きおろすつもりでいる。
また、これは朗読に向いているかどうかわからないが、短編小説をひとつと、それをふくらませた長編小説を1本書きおろす意欲がいまもりもりと湧いているところだ。

そうそう、中断している『親密な関係』という長編小説も再開する予定だ。
これらを受けとって、音声化してくれる人が出てきてくれるというのは、書き手としてなんて幸せなことなんだろうと思う。


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