講座やワークショップ、ゼミ、ライブなどがあるので、おもしろそうなイベントがあってもなかなか土日開催のものには行けないのだが、昨日はたまたま昼間がぽっかりあいていたので、Facebookでご案内をいただいた憲法連続学習会第一回「生活の中に憲法をみつけよう」というイベントに行ってきた。
近くだったしね。
羽根木から宮坂区民センターまで自転車でひとっ走り、10分もかからない。
主催は世田谷・生活者ネットワークの皆さんで、知った顔もちらほら。
区議の照屋さんが声をかけてくれて、あいかわらずバイタリティいっぱいのご様子にこちらまで元気になる。
男性の参加者は私ともうひとりだけ。
講師は弁護士の杉浦ひとみさん。
なかなかパワーのある方で、こちらもまた元気をいただけた。
平和省プロジェクトJUNPの運営委員もされているようで、こちらもちょっと接点があったり。
学習会の前半はワークショップ形式でおこなわれた。
100人がなんらかの理由で無人島に漂着し、食べるものも住む家もない状態からどうやって生存のためのコミュニティを立ちあげていくかというシミュレーションを、参加者全員がそれぞれ設定された人物になりきり、グループごとに意見をまとめていく、というもの。
私は70代の初期の認知症の女性、という役割を与えられた。
じつはロールプレイがあまり得意じゃなく、かなり気恥ずかしい感じだったし、内容もなんだか幼稚な気がして(私の勝手な判断だった)帰りたくなったのだが、じつはこの前半のワークが後半の杉浦さんの講義内容を参加者に身体化させるためのものだったということがあとでわかったのだった。
後半は憲法とは我々にとってなんなのか、という基本的なことについてのレクチャーだったのだが、前半のワークがあったせいで実感としてかなり腑に落ちる進行になっていて、おもしろかった。
そして義侠心に満ちた杉浦さんのレクチャーも熱かった。
第二回以降も参加できるかどうかわからないが、都合が合えばまた行きたい。