2013年12月12日木曜日

朗読とダンスの相性のよさを確認した

今日は木曜日、恒例の現代朗読ゼミの日だった。
NVC仲間のきくあつこと菊地あつこさんが、コンテンポラリー・ダンスのエチュードを携えて羽根木の家に遊びに来てくれた。

きくあつはコンテンポラリー・ダンスのダンサーや振り付けを10年くらいやっていて、現代朗読の公演を観に来たときいろいろなアイディアが浮かんだようで、なにかコラボできないかと私も感じていた。
今日は昼ゼミも夜ゼミも彼女にお願いして、ダンス・エチュードを朗読エチュードに応用したものをいくつか試してもらった。

やってみてわかったのは、ダンスのエチュードは現代朗読と大変相性がよく、そのまま使えるものが多くあるし(もちろん朗読行為に変換する必要はあるが)、朗読エチュードに持ちこんだとき、ある「変容」が起こり、エチュードの域からそのまま表現パフォーマンスへと昇華できるものがある。
大変おもしろい。 やっている者も楽しそうだし、見ているこちらも楽しい。

私はかねてから「朗読はダンスだ」といっていたが、そのとおりであることが確認できた。
朗読は身体表現であり、ダンス行為にそのまま通じている。
きくあつとは今後も、なんらかの形でコラボしていきたい。
まずはワークショップを開催してみたいと思っている。
「朗読とダンス」のワークショップ、それは朗読者にはダンスの経験を、ダンサーには朗読の経験を、というおもしろいものになるのではないだろうか。
ほかにも彼女はファシリテーションのプロなので、彼女がファシリテートするいろいろなイベントにも協力できるといい。