先日、「社会人のための共感スキル講座」を開催した。
社会人が社会生活においてイキイキと自分自身でありつづけ、能力を発揮するためには、それぞれの「フェーズ」で共感スキルを用いる必要がある。
フェーズのひとつは個人のフェーズ。
共感スキルでは「自分自身のニーズにつながる」ということになる。
フェーズのふたつめはプライベートな関係のフェーズ。
家族、パートナー、友人との関係性で、重要な問題だが、当講座では必要がないかぎりあえて扱わない。
フェーズのみっめは社会のフェーズ。
ときに職場、ときに地域や趣味、ボランティア活動、学びなどのコミュニティ。
ここでは自分と相手のニーズにつながり、それをともに尊重するという方向性がある。
とくに職場は人生の多くの時間をすごす重要な場であり、その場でコミュニケーションが良好であるかどうかというのは、人生の快適さを大きく左右する。
当講座ではこの面をあつかうことが多くなる。
先日の講座でも職場での人間関係の問題をあつかった。
コミュニケートが難しい、厳しい相手、またコミュニケートを拒否している相手とどのようにつながるか。
ときに根気強いアプローチが必要になるが、希望がないわけではない。
まずは自分自身のニーズに深くつながり、自分の活力を保っていることが必要だ。
これらのことに共感スキルは大変役に立つ。
次回の「社会人のための共感スキル講座」は1月12日(日)午後に開催します。
詳細と申し込みはこちらから。