参加してくれたのは三人で、いずれも私の勉強会に何度も参加してくれているリピーターでした。
なので、導入はなしで、最初からお互いの話を深く聴き合うことからスタート。
ところで、どんな深刻なことや、人にいいにくいような気がかりを、相手が完全に聴いて受け取ってくれるという安心感のもとに話せる場というのは、本当に貴重で大切だと思います。
そのような場が国立に引っ越してきても作れていることを、私はうれしく思いますし、みなさんに感謝です。
その前に、今回はランチ付きだったので、私は朝から買い物や下ごしらえなどの準備をしてました。
ひとりでだれかのための食事の準備をするのは、自分自身につながるよい時間ともなります。
雑念を捨て、いまこの瞬間の自分自身の身体やおこないに目をむけ、丁寧に準備します。
献立は二種類のキノコのパスタと、豚肉と玉ねぎとクレソンの生姜スープでした。
今回の話は三人三様で、気づきあり、活力あり、お祝いありの、いきいきした場になりました。
ひとりは、自分にやりたいことがあり、ほかの人がそれをやっているのを見るとうらやましかったり、できていない自分がもどかしかったりしているけれど、よくよく自分を見てみると、そこには成長やつながりのニーズがあることに気づきました。
そして自分でもこれまで気づかなかった、自分自身への信頼のニーズという大切なことに気づいたことが、大きな収穫でした。
また、家族との長年の気がかりがあって、それは停滞していたんだけれど、共感的コミュニケーションをきっかけにすこしずつなにかが動きだし、思いがけない不思議な体験を経たりして、自分へのゆるしや家族とのつながりを取りもどすきっかけが生まれつつあるというお祝いもありました。
聞かせてもらっているこちらも、じーんとするような、わくわくするような、うれしい気持ちになりました。
三人三様、全部が私がまいた種だとは思いませんが、きっかけのひとつとなって人生がいきいきと動きはじめているのを見るのは、私にとっても本当にうれしいことで、勉強会をつづけてきてよかったと思えた日でした。
次回の国立での共感茶会は11月25日(金)の昼を予定しています。
ご都合があう方はご参加ください。
ランチメニューのリクエストも受付けています。
◎国立での共感おはなしカフェ(11.25)
おたがいに深く聴きあうことのできる場で自分自身の価値とニーズにつながるためのサポートを水城ゆうがおこなう、国立でのおはなし&勉強会です。ミズキランチ付き。カフェタイムからの参加もオーケーです。