いまグーグルで調べてみたら、ずらっとたくさん出てきました。
つまり、各自治体がふるさとづくりのための人材育成に力をいれているというわけです。
ひとりの女性がまちの広報に載っていたその事業のことを知りました。
広報にはまちづくりに必要な技術を習得するのに、行政から補助金が出るとありました。
彼女は音読療法の講座に出ることにたいして、補助金が出ないかどうか問い合わせ、それをゲットできたのです。
補助金はボイスセラピー講座と音読トレーナー養成講座(計3日間)の受講費と、彼女が住んでいる地方から東京への交通費、宿泊費にたいして出ます。
音読トレーナーの資格を取得すれば、介護予防や未病のための健康法などに有効な音読ケアワークをおこなうための技術を身につけられます。
これはまさに、高齢化や、からだ・こころの病気の多様化がすすむ地方にとって、ふるさとづくりに有効なワークで、そのリードができるトレーナーを育成するというのは、地方自治体の人材育成事業としては適切なものでしょう。
同時に、これまで多くの実績をかさねてきた音読療法が、ようやく自治体にその正当性・有効性を認められることになって、オーガナイザーの私としてはうれしいかぎりです。
これを手始めに、多くの自治体に音読療法のケアワークが取りいれられるようになればうれしいと思います。
とくに介護予防の分野で大きな力を発揮することでしょう。
地方の自治体では、いま、住民の極度な高齢化によって、介護保険の予算が逼迫しています。
それをすこしでも減らすべく力がいれられているのが、介護予防運動です。
ここにはすでにさまざまなワークが取りいれられ、民間とも協力しあいながら介護予防教室などがスタートしている自治体も多いのですが、まだまだ行きとどいていないといっていいでしょう。
音読療法はこの分野で大きな力を発揮できるはずだと思っています。
それを自分の仕事とする人も出てきていいのです。
社会貢献を仕事としたい、そういう人も多いようです。
さて、音読療法協会ではひさしぶりに音読トレーナー養成講座を開催します。
二日間の連続講座で、音読療法の全貌と音読ワークの技法、共感的コミュニケーションを身につけていただきます。
受講後は実際に音読ワークを実施していただき(サポートします)、レポートを何回か提出してもらう必要がありますが、その後は音読トレーナーとして正式に認定を受けます。
自治体から予算を引きだすなり、自分でワークや教室を開催するなど、積極的に動いてもらえればと思います。
音読トレーナーは事前にボイスセラピー講座を受講修了しておく必要がありますが、養成講座の前にボイスセラピー講座も開催しますので、合わせて一気に受講することもできます。
気がかりがある方は遠慮なくお問いあわせください。
◎ボイスセラピー講座@国立(11.3)
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を、半日で学び身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。
◎音読トレーナー養成講座合宿(11.4-5)
介護予防に最適な音読療法ワークを指導する「音読トレーナー」の資格を取得する2泊3日の合宿形式の講座を11月4日(土)と5日(日)の二日間にわたって、都内近郊の会場で開催します。