2016年3月5日土曜日

オンラインで名古屋、九州、東京を結ぶ(共感カフェ)

今月にはいって最初のオンライン共感カフェを開催した。
先月、野々宮卯妙の代打でファシリテートしてきた名古屋のワークショップの参加者が参加してくれたほか、北九州でのイベントで小笠原春野さんがファシリテートしたNVCのワークショップの参加者や都内の自宅からの参加者など、今回もオンラインならではの気楽さでおこなうことができた。
(ここ数年で急速に普及したスマホやタブレットなどネットにつながっている機器は、こういうふうに活用もできるよね)

昼開催で、16時からスタートして60分間という時間枠だったが、私はそのあとすぐに草加のJugem共感カフェに移動する予定があった。
そんなスケジュールでもオンラインだとさっと切りあげて次の予定に移れるという気楽さがある。
この気楽さは、多くの人に利用してもらいたいところだ。

自分の満たされたニーズのお祝いや、満たされなかったニーズの嘆きを聞いたりした。
ニーズについて共感的に聞く人に語るとき、人は涙を流すことが多いが、その涙はお祝いや嘆きの甘美さとともに充分に味わいつくす必要があり、またそのことを自分が喜んでいることにも気づくことができる。

オンライン共感カフェは時間枠を60分と限定していて、それはできるだけ解説をはぶき、ダイレクトに実践的な練習にはいっていきたいというねらいがあるからだ。
だから、共感的コミュニケーションをまったく知らない人ではなく、一回以上なんらかのワークショップに参加したり、私の勉強会に参加したことがあったり、あるいは私の本『共感的コミュニケーション』を読んだことがある人などを対象にしたいと思っている。
とはいえ、限定しているわけではない。
とにかく気楽なので、まずは参加してみてほしいという気持ちがある。

また、オンラインだけでなく私の勉強会はいずれもそうなのだが、できるだけナチュラルな日常言語(もちろん日本語)を使って共感できるようになるための練習をしている。
理想は、共感的コミュニケーションを知らない、暴力的な日常を生きている人たちに、それと気づかれずに共感し、つながりを作る方法をこちらが身につけることだ。

ホルヘ・ルビオはこれを「シークレット・エンパシー・コマンドー」と呼んでいたな。

水城ゆうのオンライン共感カフェ(3.15)
自宅や好きな場所にいながらにして気軽に参加できる、ネットミーティングシステム(zoom)を利用した共感的コミュニケーションの60分勉強会です。3月15日(火)20時から1時間。