年末・正月休みも終わり、今日から日本列島も平常運転がはじまるようだ。
フリーランスの私はあまり関係ないとはいえ、それでも正月は北陸の実家ですごし、昨日の午後東京にもどったところだ。
元旦から連載スタートした「マインドフルな毎日」はおかげさまで順調なアクセスをかせいでいて、予想をはるかに上回る多くの人に読んでもらっている。
毎日数百人もの方に読んでもらっているというのは望外のよろこびであり、マインドフルネスへの関心の高さを知って気が引き締まる。
今日から仕事の人も多いだろうが、休み明けに仕事に行くことをつらく感じている人も多いだろう。
そういうときこそ、マインドフルネスの実践をおすすめしたい。
「いまここ」の自分自身を観察し、自分がなにを大切にしているのか、なにを必要としているのか、表面的ではなく深い部分につながっていく。
その入口として、まずは呼吸。
この方法は「マインドフルな毎日」で詳しく連載しているので、参考にしてみてほしい。
また、マインドフルネスについて書かれた本は、私がそれを知るきっかけになったティク・ナット・ハン師の本をはじめとしてたくさん出ているので、ご覧になるといいだろう。
マインドフルネス以外にも、共感的コミュニケーションの共感スキルが社会生活において大変有効である。
たとえば今日のように、休み明けの仕事がはじまり、なんとなく行きたくない、仕事に行くのが苦痛だ、モチベーションがあがらない、などと感じたら、共感スキルを使って自分自身に共感してみる。
自分のなかでつぶやかれている表面化していないけれど本当は声に出していいたい言葉はないだろうか。
それはどのような感情から出ているのだろうか。
その感情は自分がなにを大切にしているから、なにを必要としているから、どんな価値観から生まれているのだろうか。
いま自分にできることはなんだろう。
共感スキルの一連のプロセスを使って、自分の内側をクリアにし、力強く行動を起こしていく。
また、仕事に行けば行ったで、さまざまな人間関係やトラブルにも遭遇することだろう。
そういったとき、共感スキルを使ってどのようにつながりの質を作り、共感的な関係性のなかで仕事をこなしていけるか。
これを身につけたとき、あなたは最強の共感戦士となる。
次の日曜日1月12日の午後2時からは「社会人のための共感スキル講座」を開催する。
自分自身をもふくめた協力な対人コミュニケーション・スキルをあなたも学んでみませんか。
詳細とお申し込みはこちらから。