昨夜、ツイッター経由で、入院中の板倉克行さんが亡くなったとの報を知る。
とてもショックで残念。
いつかまたいっしょにやれると信じていたのに、しかし一方で自分のなかではどこか覚悟していたところがあったことにも気づく。
今日の午後は現代朗読体験講座を開催。
このところ、参加者が少なかったのだが、私のそんな危惧を配慮してくれたのかどうか、ゼミ生がたくさん参加してくれた。
ひさしぶりに総勢10名というにぎやかな開催。
人数がいなければできないこと、わからないこともあって、こういうチャンスを作れたことに感謝。
いつものように、表現としての現代朗読についてお伝えしたり、このところかんがえていた現代朗読のレイヤー構造のことを伝えたり。
みんなでエチュードをやりながら、みじかい時間ではあるけれど、しっかり検証できたような気がする。
私にとっては気づきの多い時間だったが、参加のみなさんもそのようであったらいいのだが。
17時からテキスト表現ゼミ。
体験参加の方がおひとり。
このところ参加者がすくなくて、常連の奥田くんと嘆いていたのだが、今日はひさしぶりにすこしだけにぎやかになった。
奥田くんのほかに、KAT、ミキティ、体験の方、野々宮、あとで照井数男もやってきた。
奥田くんが取りくんでいる長編小説を取りあげ、ミキティの短編を取りあげた。
そのあと、ひさしぶりにテキスト表現エチュードをやる。
「竪琴」というテーマで「なにか書く」という前提で、その冒頭部分と結末部分を3センテンスだけ書くという練習。
自分の無意識から最初の3センテンスだけ拾いあげることができれば、あとはどんどん出てきて書けるはず。
これを「吾輩は猫である方式」と命名した。
テキスト表現ゼミのあと、軽く飲み会。
これもひさしぶり。
楽しかったな。
こんなに楽しいテキスト表現ゼミがにぎわわないのはもったいない。
みんな来てね〜。