2014年1月31日金曜日

共感的コミュニケーション勉強会、ふたコマ

昨日は羽根木の家で共感的コミュニケーションの勉強会を昼と夜の2回開催した。
昼は女性ばかり5名の参加。
夜は9名の参加で、内5人は男性という、羽根木の家ではめずらしい風景だった。

男性が共感的コミュニケーションを勉強し、身につけてもらえるのは大変うれしい話だ。
私自身も身におぼえがあるが、暴力的な社会のなかで育ち、暮らしていると、とくに日本においては男に独特のプレッシャーがかけられることが多く、そのせいで変にかたくなになっていたり、不要なこだわりにしがみついていたりすることがある。
それはひいては自分の中心にある繊細でか弱い場所を必死に守ろうとするこころの動きなのだが、そのせいで自分自身をそこなうばかりか、まわりともうまくいかなかったり、迷惑をかけてしまっている。

自分自身を見つめ、自分のニーズに深くつながることで、落ち着きと、人に思いやりをむける余裕を持ち、つながりを大切にしていくのが、共感的コミュニケーションの目的だ。
私はこれでずいぶん救われているし、毎日がイキイキとした連続性をもち、人と関わることもこわくなくなったばかりか楽しくなるばかりだ。

昼の部も夜の部も、共感的コミュニケーションに初めて触れる人が数名いらしたので、このコミュニケーション・スキルの原理とプロセスを説明し、それから実例をあげて実際に解説したり、お互いに組になって練習してもらったりした。
うれしいことに、昼の部には、共感的コミュニケーションのベースになっているNVCのコアメンバー仲間の理子さんが参加してくれた。

そしてさらにうれしいことに、夜には私にNVCを教えてくれた張本人の安納献くんもぶらっと遊びに来てくれた。
理子さんも夜まで残ってくれた。
参加者のなかにはご自分もカウンセリングの仕事をしておられたり、電話相談のボランティアをしておられたり、あるいは治療院をされているといった方もおられて、仕事にも役立てていただければうれしいと思いながら勉強会をすすめていた。

2月5日からは献ちゃんのNVCのワークショップ「ポテチカフェ」が4回シリーズで開催される。
くわしくはこちら
また、次回2月の羽根木の家での共感的コミュニケーション勉強会については、こちらをご覧ください。