実家の荷物を整理していたら、とんでもないものが出てきた。
サイン入りレコードのほかに、クラシック音楽のレコード(CDじゃないよ、LP盤だよ)が大量に出てきた。
50年くらい前のもので、それより古いものもたくさんあるけれど、状態はだいたいよくて、たぶんプレーヤーにかければちゃんと聴けるはず。
それにしても、こんなにたくさん、だれが買ったんだろう。
私はまだ子どもだったので、自分で買えるわけもなく、父か母が買ったんだろうと思うが、たぶん父だろう。
父は大正11年生まれで、戦前からクラシック音楽を愛好していたらしい。
小澤征爾のサインなんて、どこでもらったんだろう。
よく見ると、録音は1974年2月のパリとあるから、それ以降には違いない。
1974年といえば、私は17歳、高校生のときだ。
そんなころに小澤征爾のコンサートに行ったおぼえはないから、父か母がどこかでサインをもらってきたのだろう。
私もこれらのレコードをいつも聴いていた覚えがあるが、なかにはまったく覚えのないレコードもある。
ほかにも珍しいレコードがいくつかあって、とくに写真の4枚は33回転のものだがSPサイズで、珍しい。
うちにはレコードプレーヤーがまだあって、鳴るはずなので、今度鳴らしてみよう。