2018年6月6日水曜日

映画:キングコング: 髑髏島の巨神

2017年公開の合衆国映画。
監督はジョーダン・ヴォート=ロバーツという人。知らない。

キングコングの映画はたくさん作られていて、最初に映画に登場したのは1933年。
日本のゴジラと対決する映画もある。
こちらは1962年。
この「髑髏島の巨神」は最新のキングコング映画ということになる。

サミュエル・L・ジャクソンがごりごりに頭のかたい、しかしやり手の軍人を演じていて、コングと軍人チームが対決する。
対決の構造はほかにも用意されていて、地中に住むやはり巨大生物のスカル・クローラー。

こういったドンパチシーンや、怪獣同士のバトルシーンは、相変わらずのハリウッド映画なのだが、映像自体はすばらしい。
とくに嵐に守られた島の風景、島民たちの姿、彼らが神殿としている朽ちた軍艦など、美術がいい。
こういった映像美術は「ジュラシック・パーク」や「アバター」「ロード・オブ・ザ・リング」などのCG映像の流れを汲んでいるものだ。

CGというとロボットや宇宙船やキャラクターのアクションを思いうかべることが多いが、世界設定というかその映画の世界観を作りあげる仕事において、いまや絶大な力を持っている。
ストーリーはともかくとして、映像を楽しめる娯楽映画としておすすめしておこう。


◎6月17日:身体文章塾
テキストで自分自身を伝えるために、自身の身体性とむすびついたことばや文体についてのさまざまな試みをおこなっています。6月の開催は17(日)11時からと24(日)19時から約1時間半程度です。

世田谷野毛の楽ちん堂共感カフェ

野毛の〈楽ちん堂カフェ〉での共感的コミュニケーションの勉強会を小浜華子さんがセッティングしてくれたので、案内人として出かけてきた。

こちらには初めてお邪魔する。
多摩川がすぐ近くの、とてもオープンな雰囲気のカフェで、飲み物の大部分はセルフサービスで作ったり取ったりして、お代も自主申告、あるいは代金箱に自分で入れる方式。
また、ツケ伝票というノートが置いてあって、お金の持ち合わせがない人はそこに記入しておいて、次回来たときに清算する。

名物はレモンカレーで、シロップを作るために浸けこんだレモンの果肉を、カレーに混ぜこんである。
チャツネを加える方式があるが、あれに似ているかもしれない。
レモンの香りが新鮮な感じだ。
常連さんは「大盛り」をためらうことなく注文していた。

参加者は私もいれて8人。
小浜さんの自主保育仲間が中心ということもあって、自由できさくな雰囲気の女性ばかりだ。
私の知り合いでは、以前現代朗読のゼミ生でしばらく海外に移住していたFさんが、ひさしぶりに顔を見せてくれたり、今年になって私や野々宮とのぞみさんの勉強会に顔を出すようになったOさんが参加してくれた。

とくにカリキュラムはない共感カフェだが、初めて共感的コミュニケーション(NVC)を体験するという方が多かったので、その基本的な考え方や意図、これが人間関係にどのように役にたつかといった簡単なレクチャーからスタートした。
そのあと、自由な問題提起や質疑応答。

やはり子どもとの関係についての質問が多く、なかには自分がそうとは知らずに暴力的な言動で子どもをコントロールしようとしていたことにあらためて気づいて、軽くショックを受ける人もいたようだ。
しかし、それはよろこばしいことなのだ。
まずは自分がなにをやっているのか、そしてそれはどういうことを大切にしているのか(どんなニーズがあるのか)に気づくところから、関係性の質を変えるきっかけが生まれる。

あと、パートナーなど家族との関係、自分自身のことについて、さまざまな質問や意見交換がおこなわれたのだが、自分たちの生き方について正直で本質的な話を、怖れなく安心して話せる場になっているということが、私には大きな喜びだった。
世話人の小浜さんのおかげによるところが大きい。

この会は来月も開くことが決まっている。
日時はあらためて告知されるが、今回集まってくれた人のみならず、共感的コミュニケーションに興味を持っている人、共感的なつながりを必要としている人にも参加してもらえればと思っている。


共感的なコミュニケーション(NVC)は親密な関係ほどやっかいな面があります。親子、親友、兄弟、そして恋人や夫婦。岐阜各務原では初開催となる勉強会、豊富な経験を生かした水城雄がご案内します。

2018年6月5日火曜日

参加対象を絞りこんだ共感勉強会ふたつ

共感的コミュニケーション(NVC)を学ぶためにはいろいろな方法や機会がある。
まずはNVCジャパンネットワーク(nvc-japan.net)の「学ぶ」や「集う」に集まっている講座や勉強会情報を探してみるのがよい。

私もここに情報を出している。
そのほかに、自分のウェブサイトにも、私がおこなっているイベントを日付順に一覧できるページを作っているので、こちらも参照してみてほしい。
⇒ https://www.mizuki-u.com/event

このなかの近日開催のもので、参加対象者を限定したイベントがあって、切口としてはユニークではないかと思うので、必要としている人に届くことを願って紹介しておきたい。

ひとつは「共感男塾——共感的コミュニケーションで世界を味方につける」という勉強会で、世田谷の新代田(下北沢の隣駅)で6月8日(金)の19時半から開かれる。
私と、くまさんこと大間哲さんの、おじさんふたりがご案内する会で、参加者を男性(自分を男性だと判じている方を含む)に限定している。

共感的コミュニケーションの勉強会は、傾向としておおむね女性の参加者が多いことがほとんどなのだが、このところうれしいことに男性の参加者もすこしずつ増えてきている。
ところが、女性に無防備な自分を開示することに抵抗があったり、遠慮や配慮が働いてしまって、深い学びにつながりにくい人もいる。
そういう人にも安心して参加できるようにしたい、という思いがある。
また、男性であるがゆえにつらい思いをしているケースもあるので、その点にもスポットをあててみたいという気持ちがある。

男性のみなさん、どうぞ気軽にご参加いただきたい。

◎6月8日:共感男塾@世田谷
男性(もしくは男性と自認している人)限定の共感的コミュニケーションの勉強会を、6月8日(金)19時半から下北沢駅徒歩7分の会場で開催します。案内人は水城ゆうと、くまさんこと大間哲のふたり。男性ならではの共感の悩みに挑みます。


その翌日の6月9日(土)は、岐阜県の各務原市で「親密な関係における共感勉強会」を12時から〈カフェ花寧香〉で開催する。
世話人は花寧香のオーナーの白狼澪さん。
「親密な関係」の問題は何年か前から私がずっと扱いつづけてきたテーマで、勉強会も数多く開いてきたが、今回はひさしぶりとなる。
そして各務原では初開催となる。

親密な関係とは、恋人同士、夫婦などパートナー、親子や兄弟など、とても親しい間柄のことで、ともすれば共感しあうことに困難を感じることが多い。
ここに切りこんでいき、関係の質をより高めていくことを試みる勉強会だ。
必要としている方々に届くことを願っている。

◎6月9日:親密な関係における共感勉強会@各務原〈カフェ花寧香〉
共感的なコミュニケーション(NVC)は親密な関係ほどやっかいな面があります。親子、親友、兄弟、そして恋人や夫婦。岐阜各務原では初開催となる勉強会、豊富な経験を生かした水城雄がご案内します。

2018年6月4日月曜日

手帳術(エンパシーノート)講座と身体文章塾

昨日は午後に共感手帳術(エンパシーノート)講座、夜に身体文章塾を開催した。
手帳術のほうはベーシック編のフォロー回で、午後2時から約3時間おこなった。
先週みっちりおこなった共感手帳術の基礎を踏まえて、それぞれの参加者に一週間やってもらって、それを受けての疑問点やうまくいったこと、うまくいかなかったことなどを聞いてフォローする回だった。
が、それ以上に、使い方についていろんなアイディアが出てきて、それを発展させておもしろいワークができた。

たとえば、ルーティンとして毎日やることを「フロー化」することで、非常にすっきりと効率的にニーズにつながった行動ができるようになる。
これはある程度チーム手帳術のジーノが前からやっているらしく、彼がさらに共感ベースに緻密にしてくれた。
みんなで日常のルーティンをフロー化してみると、いろいろ見えてくるものがあっておもしろかった。
また、ルーティンのひとつひとつにもニーズがあり、またそれらをひとまとめにした「フロー」にもニーズがある。

次回からはいよいよアドバンス編にはいっていく。
これは自分の将来設計や、どんな人生を送りたいか、どのように人間になりたいか、どのような世界を見たいか、といったことを、夢物語ではなくニーズレベルで明確にし、その実現の戦略を長期・短期にわたって具体的に練り、明日のスケジュールに落としこんでいくという実践をやる回だ。
私もいっしょにやってみようと思っていて、楽しみなのだ。

夜の身体文章塾もふくめて、どちらも遠方からわざわざ来られた方がいらした(富山と宇都宮)。
身体文章塾では現代社会におけるテキスト表現の「はずせないこと」やコツ、そして身体と文章の重要な関係性とその結びかたについてのレクチャーもまじえながら、エチュードもおこなってみた。
参加してくれた皆さんには感謝。


◎6月20日〜:オンライン共感手帳術講座(全6回)
もやもやのない「いまここ」に集中できる自分であるための「エンパシーノート」の活用法を学び、自分に共感する習慣を身につける練習をします。ベーシック編、アドバンス編、それぞれ3日間の計6回講座です。

◎6月17日:身体文章塾
テキストで自分自身を伝えるために、自身の身体性とむすびついたことばや文体についてのさまざまな試みをおこなっています。6月の開催は17(日)11時からと24(日)19時から約1時間半程度です。

2018年6月2日土曜日

ゼミはひさしぶりの人と初参加の人たちで基礎をしっかり

午前中は6月最初の現代朗読ゼミだった。
珪子さんがひょっこり顔を出してくれてうれしかった。
羽根木の家でゼミをやっていたとき以来だから、たぶん2年ぶり以上。
まったくお変わりなくお元気なようすで(家ではいろいろあったらしいが)、相変わらず表現にたいする意欲と好奇心を持ちつづけておられる。

ほかには初めて現代朗読を体験するという人がふたり。
そのうちのひとりは音読トレーナーのなおみさんなのだが、けっこう長い付き合いなので、ゼミに初参加と聞くと意外な気持ちがした。
なおみさんはドイツ在住で、1年に1度の帰国の際にはかならず顔を出してくれて、うれしいかぎりだ。

ゼミのあと、みんなで昼食に行ったときも、ドイツでのようすをいろいろ聞かせてもらった。

初体験とひさしぶりの人のために、現代朗読の基礎的な考え方とトレーニングをまずしっかりとやった。
そのあとでみなさんそれぞれが、自分の朗読表現をあれこれ試してみる。
現代朗読では、表現の根拠は外側からあたえられたものではなく、テキストでもなく、変化しつづける自分という現象にあるとする。
そこを注意深く観察しとらえることが稽古の中心となる。

今月のゼミはあと2回ある。
6月16(土)と30(土)、いずれも午前中に開催。

◎6月16日:現代朗読ゼミ
朗読や群読などの身体表現を用いていまこの瞬間の自分自身をのびやかに表現するための研究の場・現代朗読ゼミ、終了後は気楽なカフェタイムも。6月の開催は16(土)/30(土)、いずれも10時半から約2時間。

2018年6月1日金曜日

Twitterのほうもよろ。

ちょっとめんどくさいと思うこともあるけれど、SNSはそれぞれが特徴があったり、集っている人の傾向がちがっていたりして、いくつかを掛け持ちしている。
ブログ、フェイスブック、ツイッター、インスタグラム、メールマガジンなど。
ひとつに書けば全部に流れる設定もできるが、そういうことをしている人のダブルポストを読んだとき、ちょっと「チッ」という気分になるので、なるべくおなじ内容のものでもそれぞれですこしずつ違った感じにしようと思っている。
手間がかかるんだけどね。

メイン媒体はブログとメールマガジンだ。
こちらにはがっつりと書く。
こちらに書いたものを、あとでまとめて、リライトし、本にしたりもする。
『共感的コミュニケーション2017/2018』はそのようにしてできた本だ。
今年の末には2019もリリースする予定だ。

イベントのお知らせやちょっとした雑記はフェイスブックとツイッターに流すことが多いが、それぞれテイストがちがう。
フェイスブックは知り合いが多く、コミュニティらしい空気感があるけれど、身内っぽいともいえる。

知り合いの書きこみもフォローしないとこちらのことも読んでもらえないような気がすることもある。
ツイッターはドライな感じがして、書きっぱなしにしても気楽だが、まったく知らない奴から頭ごなしに突っ込まれたりすることもある。
暴言を吐いたり、対立的なやりとりを延々とつづけているやつもいて、ちょっと殺伐としている。

最近はインスタグラムを使うこともある。
こちらは写真だけ流すとか気楽さは一番だが、なんのためにやっているのかよくわからなくなることがある。
比較的若い年代の人たちは、グーグルなどの検索エンジンよりも、インスタのタグ検索のほうを多用しているらしく、彼らに届かせたい情報があるときはこれも有効なのかもしれない。

フェイスブックでつながっていても私がツイッターもやっていることを知らない人がいるようなので、ツイッターのほうも気が向いたらフォローしてみてください。
アカウントは「@YuuMizuki」です。

春を待つ那須高原と茶臼岳

まなびジャパン(Manabi JAPAN)で、
「ドローンが捉えた日本の風景 vol.2  春を待つ那須高原と茶臼岳」
が公開されています。

音楽を私・水城雄が担当しています。
ぜひご覧(お聴き)ください。
視聴はこちらから。

2018年5月31日木曜日

ノイズはニーズの指針である

(手書きメモは伊藤はるかによる)

共感手帳の整理をしていて、ふと気づいたことがある。
現在も講座が進行中で、次期講座もやがてスタートする共感手帳術は、マインドフル手帳術から発展したもので、そもそもマインドフルネスを日常のなかに増やすことが目的のものだった。

我々がマインドフルであることをさまたげること、すなわち言語思考、想像、記憶の反芻、気がかりなこと、その他もやもやとした雑多な想念……
これらを「ノイズ」と呼んでいる。

ノイズをいったんすべて書きだし、頭の外(手帳)に追いだしてしまうことで、頭の中をなるべくクリアにし、マインドフルになれる時間を増やそうというねらいがあった。
ノイズはマインドフルネスを妨げる邪魔者であった。

が、いったん手帳にノイズを書きだし、それらをニーズごとに分類してみると、あることに気がつく。
つまり、ノイズは私たちが必要なこと、大切にしていること、ニーズを教えてくれる指針であるということだ。

マインドフルネスを目指し、ノイズの書き出しと整理整頓をしていく過程で、自分自身に共感し、ニーズが整理され、ものごとがクリアかつパワフルになっていく。
これが共感手帳術の醍醐味なのだ。

マインドフルネスと自己共感(NVC)の融合、これが共感手帳(エンパシーノート)をもちいることで日々おこなわれる。
自己統合感とクリア感がハンパではない。
このパワフルな過程をぜひ味わい、役立ててほしいと思っている。

◎6月20日〜:オンライン共感手帳術講座(全6回)
もやもやのない「いまここ」に集中できる自分であるための「エンパシーノート」の活用法を学び、自分に共感する習慣を身につける練習をします。ベーシック編、アドバンス編、それぞれ3日間の計6回講座です。

もうすぐ採蜜できそうなみつばち巣箱の内検

明日・6月1日(金)は早朝からあした農場の日本みつばちの巣箱の内検に行く予定だ。

いつもは8時半ごろ出発して午前9時すぎくらいに到着、作業をおこなうのだが、今回は参加したい人の都合で、時間を1時間、繰り上げることになった。
まあ、だいぶ暑くなってきたので、作業は早めのほうが助かる。

それで思いだしたけれど、巣箱の暑さ対策もきちんとしなきゃな。
暑さと湿気でスムシが活躍しはじめる。
みつばちたちが元気で、巣をびっしりと取り囲んでいるときは、スムシが活躍する余地はないのだが、そうでなくなるととたんにスムシが巣を侵食しはじめる。
いったんはいりこんでしまうと、勢いはかなりのもので、あっという間に巣を食い荒らされ、みつばちたちも嫌気がさしてますます元気がなくなり、最後は消滅にいたる( 経験ずみ)。

ようはみつばちたちが元気でいることが肝心なのだが、元気がなくなる要因はさまざまにある。
農薬、夏場の蜜源不足、暑さ、湿度、梅雨時の長雨、スズメバチの襲撃などなど。
勢いのある群だからといって、油断できないのだ。

しかし順調ならば、6月にはいったころに採蜜できるかもしれない。
巣箱の段が積みあがりすぎると、巣落ち対策に筋交いは入れてあるものの、蜜の重さと温度上昇による巣礎の軟弱化で巣落ちすることがある。
一気に全部落ちてしまって、働き蜂や幼虫が死んだり、女王蜂が死んでしまうと、その群は終わりだ。

たぶん、みちばち部の巣箱も、あした農場の巣箱も、そろそろ1段ずつ採蜜できるんじゃないかとにらんでいる。
もし順調なら、採蜜イベントが楽しみなのだ。

2018年5月30日水曜日

自宅にいながらいますぐ共感的コミュニケーションを学ぶ

NVC(=Nonviolent Communication/非暴力コミュニケーション)のワークショップや講座、勉強会がたくさん開催されるようになって喜ばしいかぎりだが、地方在住だったり、幼子や要介護者がいたり、その他なかなか自宅を離れることができない人が多くいて、そういう人にも学びの機会があるといいなと私は思っている。

そういう人に、まずは日本語で書かれた本をお届けしたい。
もっとも手軽なのは電子書籍Kindleを入手することで、こちらはスマホでアマゾンにアクセスし、ポチするだけで、つぎの瞬間から読めるようになる。

私が書いたKindle版の本はこちら。
『共感的コミュニケーション2018』アマゾンKindle/500円
『共感的コミュニケーション2017』アマゾンKindle/500円

紙の本のほうがいいという方は、ちょっと値段が高くなるが、こちらからどうぞ。
『共感的コミュニケーション2018』紙本/1,500円
『共感的コミュニケーション2017』紙本/1,500円

自宅にいながらにして勉強会に参加する方法もある。
私はZoomというネットミーティングシステムを使っていて、これだとPC、スマホ、タブレットなど、たいていの端末に対応している。
iOSでもアンドロイドでも大丈夫。

近いところでは、明日・5月31日に「共感編み物カフェ」を開催する。
これは勉強会というほどがっつりしたものではないが、共感的コミュニケーションのひとつのありかたの実験として興味を持っていただけるとありがたいし、だれでも気軽にゆるりと参加できる場だ。
まったくの初心者にも安心だと思う。

共感的コミュニケーションはだれでも理解できるが、実際に身につけて日常のなかで使えるようになるには練習が必要だ。
その練習方法として私が推奨しているのが、手帳やノートを使う「共感手帳術」というやりかただ。
かなり有効な方法であり、またマインドフルネスとNVCをひとつのこととして統合させた画期的な方法だと自負している。

ほかにもオンラインで遠隔参加するイベントがいくつかあるので、興味を持っていただき、まずはどれかに参加してもらえるとうれしい。

赤ちゃんのおもちゃの紐を編む

赤ちゃんのおもちゃを買ったけど、すぐに落っことしてしまうので、首からさげる紐を編んでほしいといわれたので、二重鎖編みという編み方で紐を編んであげた。

肘を痛めていて、かぎ針を持つのはひさしぶり。
肘を痛めたのは、ひょっとして編み物のせいではないかという疑いが残っていて、しばらく遠ざかっていたのだが、ひさしぶりにやってみるとたしかに肘に負担がある。
しかし、編み物するから肘に負担があるのではなく、肘に負担があるような編み方をするから肘を痛めるのだ、ということに気づいた。
やれやれ。

これからは身体の使い方を意識し、全体性に目を向けながら編み物をやってみることにしよう。
マインドフルネスが大事ね。

うまいぐあいに、明日・5月31日は、毎月末恒例の共感編み物カフェの日。
先月でいったん終了したのだが、つづけてほしいという要望が何人かからあったので、つづけることにした。
私もみんなで編み物するのは楽しいしね。
そのわりには明日の参加者はぜんぜんいねーじゃねえか!

まあ、おひとりは来ることになっているので、その方と私はともかく編み物しながらのんびりおしゃべりしましょうかね。
みなさんの気軽なご参加、お待ちしてます。
どうも当日にならないと参加を決められない方が増えているような印象があるので(世情柄でしょうか)、駆け込み参加(オンライン参加含む)も歓迎ですよ。

◎5月31日:共感編み物カフェ@国立春野亭(オンライン参加可)
共感的コミュニケーション(NVC)と編み物の両方の練習をするための場ですが、まるで昭和の家の縁側のような安心のなかでごく自然な共感的姿勢を学び、身につけようというねらいです。編み物ができない人ややりたくない人も、ほかになにかやりたいことがあればお持ちください。オンライン参加可。

共感手帳術講座、スタートしています

(手書きメモは伊藤はるかによる)

マインドフル手帳術をベースに、本格的に実用化し、プライベートでも仕事でも実践的に使うことができ、同時に共感的コミュニケーション(NVC)をしっかりと身につけることができる共感手帳術講座が、先日の5月27日にスタートした。

マインドフル手帳術は半日講座だったが、共感的手帳術はそれよりグレードアップして、ベーシック編とアドバンス編の前後編に分かれている。
そしてそれぞれ半日のメイン講習と数時間のフォローアップで構成されている。
先日はそのベーシック編のメイン講習だった。
午前11時から午後5時まで、参加の皆さんにはじっくりと共感手帳術の基礎に取りくんでもらった。

わざわざ当日の早朝に新幹線に乗りこんでやってきた富山在住の方もおられたり、初回ということもあって、私としても熱がはいった。

「マインドフル」ということばはタイトルからなくなったけれど、マインドフルネスをベースにした自己共感を用いた手帳術ということには変わりない。
マインドフルであることと、自己共感の質を高めることとは、深く関係がある。
また、自己共感の質が高まれば、他者共感の質にも影響がある。
つまり、共感的コミュニケーションが自然に身につき、いきいきと怖れのない人生を選択することができる。

NVCとか共感的コミュニケーションを学ぶ場が増えてきて喜ばしいかぎりだが、ではそれに参加したすべての人が日常的にそれを使ったり実践したりできるようになるかといえば、なかなかそうではない。
なぜなら、身につけるには継続的な練習が必要だからだ。
継続的な練習方法として共感手帳術がとても有効だし、それ以上に実用的な手帳術としても役に立つ。
そのことは、長年あれやこれやと手帳を使いつづけ、さまざまな手帳術をためしてきた私自身の実感として、ある。

興味をおぼえた方は、ぜひ次期講座に参加してみてほしい。
次期の講座は、平日の夜、オンラインに限定して、全6回で完結するコースを、6月20日から予定している。
共感文章講座と合わせてご利用いただくこともいいだろう。

2018年5月28日月曜日

ガイアエデュケーション2018公開講座

今年もやります、ユネスコGAP教員プログラム「ガイアエデュケーション2018」の公開講座の講師を、7月15日(日)午後、鈴鹿市カルチャーステーションでつとめさせていただきます。
共感的コミュニケーションについて学び、ともに体験できる内容になると思います。
ご都合つく方は来てね〜。

◎日時 2018年7月15日(日)13:30〜15:30
◎会場 アズワンネットワーク鈴鹿コミュニティ
    鈴鹿カルチャーステーション(三重県鈴鹿市阿古曽町14-28)

◎参加費 一般1,500円/学生・GEN-JP会員1,000円
◎申込先  059-389-6603

「男」という暴力装置

男は男性であるというだけで、その内側にどれだけ繊細でやさしい心根を持っていたとしても、この社会では一種の暴力装置として働いてしまう。

私も男としてこの世に生を受け、生まれたときから、
「男の子でしょ」
「男なんだからしっかりしなさい」
「男らしくなりなさい」
「男のくせにめそめそするな」
と、さまざまに暴力的な教育・指導を受けつづけ、また自分自身も無自覚にそのようにふるまったり、そうなることをめざしてがんばったりしてきたと、いまとなっては気づくことができる。

共感的コミュニケーションの学びと場づくりをはじめたとき、そもそも水城「雄」というオトコオトコした名前が嫌で、わざと「ゆう」とひらがなに開いたりした。
すると今度は私のことを女性だと思いこんでしまう人がいて、実際に勉強会などで会ったりすると「男性だったんですね」とショックを与えてしまったり、ぎゃくに私自身がショッキングだったりすることがしばしばあった。

男性、女性、ということにかぎらず、あらゆるラベリング行為はその人の人間性を覆い隠してしまう。
だれもがついやってしまうラベリング行為は、しかし社会を理解し、社会性をもって生きていくためには必要な面もある。
だから、必要なときには自分がおこなっているラベリングに気づき、それを手放し、相手の真の人間性を見てつながることができる、という選択肢を自分のなかに持っておきたい。

ラベリングを超える最良の手段のひとつが「共感」だろうと思う。
「男」というラベリングを受けている者が、自分自身にどのように共感し、相手にどのように共感していくことができるのか。
そこに男女という性差を超えた理解とつながりの可能性はあるのか。

生理学的な男性だけでなく、自分が男性だと思っている人、男性性を意識している人など、さまざまな人がいるかもしれないが、そういった人たちを対象とした共感的コミュニケーションの勉強会を開催することになった。
いっしょにナビゲートしてくれるのは、くまさんこと大間哲さん。
ニックネームからわかるように、ガタイの立派な、髭面の、見るからに男性という人だ。
私の勝手な想像だが、彼もまた男であるということだけでこれまでさまざまな経験をしてきたことだろうと思う。

こういった私たちの経験と、参加のみなさんの経験を合わせ、また参加者は男性(男性性)に限定した場で、心おきなく検証と学びを進めていきたいと思っている。
興味のある方はどうぞお越しください。
また、男性パートナーや知り合いが興味を持ちそうだと思う女性の方は、お知らせしてあげてください。
この学びを必要とする多くの人に情報が届くことを願っている。

◎6月8日:共感男塾@世田谷
男性(もしくは男性と自認している人)限定の共感的コミュニケーションの勉強会を、6月8日(金)19時半から下北沢駅徒歩7分の会場で開催します。案内人は水城ゆうと、くまさんこと大間哲のふたり。男性ならではの共感の悩みに挑みます。

2018年5月27日日曜日

明日です! 共感文章講座(オンライン)

告知がすっかり後手に回ってしまってましたが、明日・5月27日(月)の夜とその一週間後の6月4日(月)夜の2回にわたって、オンラインで共感文章講座を開催する。
いまのところ参加者が全然いないので、もし参加したい方がいらしたらかなりじっくりと個別のニーズに沿った学びが提供できると思う。

共感的コミュニケーション(NVC)においては、身体性や非言語情報がすっぽりと抜け落ちてしまうテキストベースの交流では、共感しあったり、相手に共感を向けることが難しいといわれている。
私もかつてはそのような考えだったが、最近は思いなおすようになってきた。

たしかにリアルな交流のような方法では共感が難しいかもしれないが、テキストコミュニケーションの特徴をとらえてそちらからのアプローチの方法を用いれば、まったく共感ができないわけではない。

これまで何度か開催してきたなかでの事例や経験から、ある一定のアプローチ方法と練習のやり方を確立しつつある共感文章講座。
必要としている人に届いたらいいなと思っている。
すなわち、メールやSNSでのやりとりで思いがけずトラブルに巻きこまれてしまった経験があってテキストでの交流に抵抗を感じている人や、自分の意図を文章で伝えることが苦手な方、逆に相手の意図を文章から読み取ることが難しかったりそれを問いただすことにためらいを覚えてしまうような人、そんなみなさんに参加してもらえればうれしい。

◎5月28日・6月4日:共感文章講座(オンライン)
メールやLINE、SNSでのテキストコミュニケーションにおいて、共感的コミュニケーション(NVC)の方法をもちいてお互いに尊重をもってつながりあう文章表現を練習するための、全2回の講座です。

2018年5月24日木曜日

初開催、国立市公民館での朗読とピアノのコンサート

2018年5月22日、火曜日。
いまや地元となった国立の市公民館地下ホールで、朗読とピアノのコンサートを開催した。
朗読は野々宮卯妙。

世田谷羽根木から拠点を国立に移して、なかなかここがホームベースだという表現の場を定められずにいる。

羽根木にいたときは、いまはなき明大前〈キッド・アイラック・アート・ホール〉や下北沢〈レディ・ジェーン〉など、いくつかの場があって、いつでもそこでとんがった試みを受け入れてもらえるという安心感があった。
その安心感に支えられて、現代朗読を中心としたさまざまなパフォーマンスの試みを続け、発展させてこれたのだと思う。

国立ではそういう場がなかなか持てずにいた。
かなり古い施設だが、市の公民館がだれでも使えるようになっていると知って、一度こちらでなにかやってみようと思った。

施設使用料は、なんとタダ!
ただし、料金を徴収するイベントは不可。
つまり、無料イベントでなければならない。

そこで、無料コンサートとなった。

会場はだいぶ前から決まっていたのに、なにやかやと忙しく、告知が行き届かなかった。
ほんとは地元の人たちに広く告知して、私たちがおこなっている表現活動について知ってもらい、また興味を持ってくれた人には参加してもらいたいと思っていた。
その衆知があまりできなかったのはちょっと残念だった。

当日まで来てくれる人はあまりいないだろうと思っていて、実際に事前に「行くよ」といってくれた人は数人だった。
が、あけてみると、思いがけない人や友人たちや仲間、しばらくぶりの人たちが来てくれて、ありがたくうれしかった。

午後7時に開場して、7時半に開演。
会場入りが6時半すぎだったので、ピアノはほとんど弾きこむことができなかったが、古いけれど割合状態のよいグランドピアノだった。
地下に置いてあるピアノは湿気で状態を悪化させることが多いのだが。

私のピアノ(即興)からスタートして、野々宮のソロ朗読。
夏目漱石の『夢十夜』より「第一夜」を朗読だけで聴いていただく。

つづいて「第十夜」。
これはみなさんにも参加してもらって、楽しく盛り上がった。
笑いも起こって、やっているこちらも楽しかった。

後半は童謡の「しゃぼん玉」をモチーフにした私の即興演奏から、野々宮との共演で私のテキスト「待つ」を朗読パフォーマンスで聴いていただいた。
記録映像も撮っていて、それを見ればわかるのだが、身体表現としておこなっている野々宮の朗読は、求心力があってすばらしかった。
私もそれに助けられてとても集中した演奏ができたように思う。

おいでいただいた皆さんにはとても感謝している。
機会があれば、またこの場での公演をやってみたい。
つぎはどのような形になるのかわからないが、お近くの方にもおいでいただけるように事前準備をしっかりしたい。
できれば、ゆくゆくは、現代朗読のゼミ生たちといっしょに群読表現も発表できればいいな。

◎5月26日:現代朗読ゼミ
朗読や群読などの身体表現を用いていまこの瞬間の自分自身をのびやかに表現するための研究の場・現代朗読ゼミ、5月の開催は26(土)10時半から約2時間。

YouTube:朗読とピアノのゆうべ@国立市公民館 2018年5月22日抜粋映像

2018年5月22日に国立市公民館地下ホールでおこなった「朗読とピアノのゆうべ」コンサートの模様を、記録映像から抜粋しました。

 作品 :夏目漱石『夢十夜』より「第一夜」「第十夜」
     水城雄「待つ」

 朗読 :野々宮卯妙
 ピアノ:水城雄

映像はこちら。

2018年5月22日火曜日

みつばち部の新分封群、順調に成長中

先月、捕獲に成功したみつばち部の日本みつばちの分封群だが、その後、点検に行けていなくて気になっていた。
あした農場の渡辺さんがちょくちょく様子を見てくれていて、順調だと報告を聞いていたので安心ではあったが。

昨日ようやく、みつばち部員の和食ちゃん・野々宮といっしょに見に行けた。
みつばち部の最初からいた群の巣箱には、さかんに働き蜂が出入りしている。
次々と飛びだしていっては、次々ともどってくる。
もどってくるなかには、花粉団子を後ろ足にくっつけているものもいる。
花粉は白っぽくて、そういう花が近くに咲いているのだろう。

あとでわかったことだが、コリアンダー(パクチー)の花が大量に咲いていて、立派な蜜源となっている。

分封群のほうは、箱一段だけだったので、そのなかにちゃんと巣ができているのかどうか気になっていた。
下の点検窓をあけてみると、巣がちゃんとできていて、それどころかもう底につきそうなほど成長しているではないか。
すぐに継ぎ箱したほうがよさそうだ。
みつばちも盛んに出入りしていて、蜜と花粉を集めている。
つまり、幼虫が順調に育っているようだ。

数日中に分封群には2段、元のほうにも1段、継ぎ箱をしに行くことにした。
巣箱のまわりで伸びはじめたクズのツルなどを刈って、飛行ルートを確保しておく。
まだ1、2回は分封しそうな感じだが、よくわからない。

ともあれ、順調でよかった。
新規みつばち部員、募集中。
近いうちに BEE’s Cafe も開催予定。

2018年5月21日月曜日

明日です! 朗読とピアノの無料コンサート@国立市公民館(5.22)

現代朗読の野々宮卯妙といっしょにおこなう無料コンサートが、いよいよ明日になった。
場所は国立市公民館(JR国立駅徒歩5分)、時間は夜7時半から。

世田谷区羽根木から国立に越してきてもうすぐ2年だが、長年住みなれた世田谷からなかなか活動の根を国立におろすことができずにいた。
そこでみなさんに少しでも知ってもらうために、そしてこの2年のあいだにも深化した私たちの表現活動を見ていただくために、いまは地元となった国立市の公民館で無料コンサートを開催することにした。

これまで述べてきたように、現代朗読というのは朗読の「伝達」の側面より「表現」の側面にスポットをあてた行為だ。
なにを読むか、より、読んでいる自分がどのようにそこに現れているのか、どのように読んでいるのか、を伝えることを重視している。
当然、読み手は自分自身を把握し、注意深い身体性が必要となる。
言語表現というより身体表現としての朗読がそこにはある。

こういうことをみなさんに知ってもらうには、実際に見て聴いてもらうのが一番だ。
当然、そのような表現を好まない人もいるだろう。
が、読み手がいきいきと自分自身を表現し、あらかじめ用意されたものではなくその瞬間瞬間の変化や流れを重視した即興性をもって朗読する姿を、よしとしてくれる人も(少数派ながら)いる。
そういう方がもし明日おいでいただけたらうれしい。

いずれにしても、現代朗読を表現するチャンスを作り、実際に知ってもらうのが一番だと思ったわけだ。

一方で私自身は朗読者ではないので、朗読演出や原作者として関わり、また共演者としてピアノ演奏でその場に立ち会う。
このような機会を持てることは大変幸せなことだと思う。

事前の告知宣伝が行き届かなかったので明日はあまり多くの人においでいただけないかもしれない。
しかし、このようなありがたい機会にひとりでも多くの人に知ってもらい、あるいは旧知の人にも深化や変化を見届けてもらえることを願っている。

ご都合つく方は、ぜひともおいでいただきたい。
終演後も、会場を片付けながらではあるかもしれないが、ゆっくりお話させていただく機会がありそうだ。
お目にかかるのを楽しみにしている。


◎5月22日:朗読とピアノの夕べ@国立市公民館
仕事帰りに、くつろぎの時間に、ふらりと立ち寄っていただける現代朗読協会のコンサート「朗読とピアノの夕べ」を、5月22日(火)夜、国立市公民館地下ホールにて開催します。どなたも歓迎、無料です。

5月20日のボイスセラピー講座参加者の声

昨日、国立春野亭で開催したボイスセラピー講座に参加したみなさんの声を、抜粋して紹介します。
次回、来月のボイスセラピー講座は6月30日(土)14時からです。

◎本当に楽しい時間でした。心が開放されたように思います。他人の声に耳をかたむけること、そして共感する! とても素晴らしいことを学ばせてもらいました。これを継続していきたいと思います。

◎自分の心が内向きになっていたのですが、少しもむりなく外へも開いていけるような体験でした。友人、家族にも伝えていきたいです。ありがとうございました。

◎ストレッチから体をほぐし、声を出す事が、ここまで気持ち良く軽くなるとは思わなかった。緊張する場面にあう時は、呼吸をととのえて(ボトムブレス)、体をほぐしつつ、感覚神経を大切にしたいと思います。

◎声を出す楽しさ、しかも体と一体なって、そして、他の人たちとも一体になってやる楽しさは、心にも身体にも気持ちが良いです。自分の中のいのち、周りのいのちとのつながりも感じられて、生きる力が養われそうです。


◎6月30日:ボイスセラピー講座@国立
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を学び、身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。6月30日(土)14時からJR国立駅徒歩5分の会場にて開催。