2015年4月25日土曜日

ミツバチ、収録、共感カフェ

一昨日やってきたニホンミツバチたちは、どうやら羽根木の家を気にいってくれたようで、昨日一日、活発に出入りしていたが、今朝はだいぶ落ち着いた感じで巣箱を出入りしている。
私が近づいてもあまり興奮しなくなった。
ミツバチを見ているのが楽しくて、一日に何回も庭に出てようすをうかがってしまう。

昨日は午前中から夕方まで、みっちりとオーディオブックの収録。
ライトノベルの委託収録。
いつものことながら、技術と表現のせめぎあいの世界。
リップノイズや滑舌ばかりうるさくチェックすれば表現が生きず、表現を生かそうとすればノイズや滑舌があまくなる。
両方ともすばらしければいうことはないのだが、なかなかそううまくはいかない。
そんな読み手はめったに、いや、まったくいない。

夜は共感・声カフェ。
事前申し込みをしていた参加者がひとりだったので、個人セッション的になるかなあと思っていたのだが、水曜日の献ちゃんのワークに出た人が昨夜も来てくれた。
おじさんふたりと始めていたのだが、遅れてNさんがやってきて、きゅうに華やかになった。

前半は日常のなかで簡単に、気軽に、そして継続的にできる共感スキルの練習方法をふたつ、解説しながら伝授。
おもしろがってもらえたようだった。
後半は共感スキルの上級問題「嘘をついている人にどうつながるか」をみんなでかんがえてみる。
これはなかなかの難題で、私も最初は手こずったおぼえがある。
しかし、このスキルはかなり役に立つ。
「スキル」といっても、結局は共感的コミュニケーションの原理からはみ出たものではなく、「自分と相手のニーズにつながりつづける」という、ただそれだけのことなのだが。
私たちが日常的に、習慣的におこなってしまっているさまざまな判断や分析が、相手や自分につながることをいかに曇らせているか、あらためて確認した。



次回、来月の羽根木の家での共感・声カフェは、5月28日(木)の午後と夜の2回を予定している。