2014年12月7日日曜日

IITスタート、熱中セッション続々と

昨夜、清泉寮のIITプログラムを終えてから、はるのさんの車を借りて、夜、羽根木までいったん戻ってきた。
今日は伊藤さやかから頼まれたAUDI新宿ショールームでのクリスマスコンサートがある。

一昨日・5日からスタートしたNVC集中合宿IITは、今日は三日めを迎えている。
初日は夜に全体ミーティングがあったのみで、実質的には昨日から本格的にプログラムがスタートしている。
会場の清泉寮はすばらしい施設で、スタッフからも気配りをよくしてもらって気持ちがいい。
外はかなり寒いが、景色は最高だ。
昨日の朝は、朝焼け富士山をバックにダイヤモンドダストが舞っていた。

私は昨日は、午前中にマリアン・ゴズリンのセッションにまず参加した。
マーシャル・ローゼンバーグとともに長く活動してきた彼女は、私たち人間はさまざまなことを教えてくれるすぐれた「身体」というシステムを自然から授かっている、それをラッキーだと思う、というところからNVCを説く。
聴いていて何度も、韓氏意拳の教学を連想して、腑に落ちるところが多い。
また、NVCのプロセスを大切にしながらも、あくまで「自分の言葉で」表現することも大切にしていて、これも最初は英語で説かれたNVCを日本語で学んでいる我々にとって大きな学びとなった。

今回、私はスタッフではないが、できるだけお手伝いをしようと思って、まずはトレーナーやスタッフもいれて総勢100名超の顔写真をバーバラと協力して撮り、全員の分をプリントアウトして自己紹介プレートを作ってもらうお手伝いをしている。
これがなかなか手間のかかる作業で、時間を見つけてちょこちょことやっていたのだが、昨日の夜、ようやく全員の分が終わった。

昼食後すぐは、毎日決められているのだが、ホームグループという小さな集まりがある。
これは全日程を通して固定されているメンバーで、私のところには男性4人、女性2人がいる。
昨日の集まりでは、合議でグループ名が「気晴らしドルフィン」と決まった。
すこしずつお互いのことがわかってきて、つながりが生まれてくる過程がおもしろい。
私のグループには富士野のトランジション活動をされている榎本ヒデさんがおられて、これからいろいろな話ができそうで楽しみだ。

午後はひさしぶりに再会できたホルヘ・ルビオのセッションに参加した。
相変わらずユーモアたっぷり、破天荒、切れのいいトークとやりとりで、私は初めてではないが、初めて参加した人は目を丸くしていたようだ。
ホルヘのセッションは人気があって、みんなの話題をさらっていた。
そして、内容もこれもNVCなのかと驚くような切り口で、気づきと学びの多い時間だった。

夕食前には全体ミーティング。
そして清泉寮の、とても気遣いの行き届いたおいしい夕食。

前日、宿泊しているコテージが寒くてあまり眠れず、かなり眠かったのだが、がんばって夜のセッションにも参加してから、気合をいれて凍結した路面に気をつけながら、深夜に羽根木の家に無事に帰着した。