2014年12月12日金曜日

IITでのボイスコーチング

IIT(International Intensive Training)ではなにかしら自分が貢献できることを自由に提供していいことになっていて、私はボイスコーチングのショートワークを提供している。
10名近い方が受けに来てくれた。

さまざまなニーズがあり、それらに私のスキルで貢献できたり、いっしょにかんがえたり試してみたりするうちに解決したり、あるいは日々の練習法がわかったりして、私もうれしい。
おこなってみてわかるのは、自分の声のことについて曖昧な不安を持っていたり、大きな悩みを持っている人が本当に多い、ということだ。
100名という集団のなかで、しかも忙しいプログラムの合間に受けに来られたわけだから、世間一般ではどれほど多くの人が声の悩みを持っているのだろうか、と思う。
そういう人たちにすこしでもお役に立ちたいというのが、私の望みだ。

なかには悩みではなく、より楽しく歌いたいという人たちがいて、ピアノの前でグループレッスンもおこなった。
これも楽しかった。

感想をいただいた人もいるので、紹介したい。

◎音の出し方ときき方の話と思っていたのですが、身体全体への注意が必要なのが、とても面白かったです。また、仕組みが分かると、変われる期待が高まる実感があったのがうれしいです。

◎今日のセッションで心に響いたことは、声を出すという行為に「身体が参加する」。これって人生全てに通じるんじゃないかと感じます。発声ひとつとっても身体全体が関わっていること、それを身体的に管肉・骨格の働きと共に説明して頂き、実に明解でした。まだまだ学びたくなりました。

◎声のカウンセリングをしてくれてありがとう。いまの自分の声のあり方を、自分で選んでいたことに生まれてはじめて気づいてすごく自由な気持ちになりました。


※水城がおこなっているボイスコーチングの詳細はこちら