コミュニケーションえくすぽはオーナーの五十嵐倫子さんが苦労して開催したもので、私も一端に貢献できてうれしかった。
〈中庭ノ空〉コミュニティといっていいような、常連さんを中心とするつながりが生まれていて、心地よいスペースである。
参加してくれたのは常連さんと、ネットで告知を見たという方もいたが、いずれも共感的コミュニケーションを初めて体験される方ばかり。
「えくすぽ」のイベントを担当していた方も何人か参加してくれて、充実した勉強会となったように思う。
親子の関係や勤め先での人間関係の問題をあつかうなかで、思いがけない自分のニーズに気づいたり、感情のシフトが起こったりして、涙ぐむ人が何人かいて、私も貢献のニーズが満たされた気持ちがあった。
共感カフェは午後3時までだったのだが、午後4時半からは「えくすぽ」の最終イベントのトークセッションがあるというので、残って参加した。
劇作家で演出家の岸井さんが司会進行をつとめていて、ほとんどの人が発言したなかなか情報量の多い活発なトークイベントで、刺激的だった。
終わってからの打ち上げにも参加して、岸井さんや、ほかにもポエトリーリーディングをやっているのりこさん、岸井さんのお連れで現代アート(彫刻)をやっている方たちと刺激的な話ができた。
〈中庭ノ空〉は維持経営がなかなか大変だということで、年内にひと区切りして年明けには仕切り直しして再スタートしたい、という五十嵐さんの意向だが、よい形で存続することを私も願っている。