2014年11月27日木曜日

今日のオンライン個人セッションは「早口」の悩み

Skypeのビデオチャット機能を使ったオンラインミーティング(テレクラス)で、ボイスコーチングの個人セッションをおこなっているが、今日は、
「人と話すとき、緊張するとつい早口になってしまう」
「緊張しなくても、滑舌が悪いのか、声の通りが悪いのか、聞き返されることが多い」
という悩みをお持ちの男性からの相談を受けた。

私の経験では、このような悩みを持っている人はとても多い。
対症療法的に「ゆっくり丁寧に話すコツ」とか「滑舌を改善するトレーニング法」とか「声を響かせるための姿勢」といったものを伝授することもできるのだが、私の場合、それはセッションの最終段階で伝えることにしている。

それ以前に、早口になってしまうとき、自分のなかでどのような心理や身体状況が起きているのか、それを客観的に把握することのお手伝いを、共感的コミュニケーションの手法をもちいておこなう。
たとえば、自分のことを正確に伝えたい、相手に理解してもらいたい、能力の低い人間だと思われたくなくて尊重が必要といった自分のニーズに気づいてもらうことで、まず自分自身のありようを客観的にとらえてもらう。
そのとき、自分の身体にどのような変化があるのか、呼吸は? 姿勢は? 口まわりは? といったことをあらためて客観的にとらえ、それにたいして自分自身で変えていくアプローチが取れるかどうかを試みてもらう。

緊張したり切迫感を感じているとき、自分がどのようになっているのか客観視できれば、すくなくとも身体状況を改善することはできる。
そのようなプロセスを、私がガイドしながら丁寧にたどってみて、最終的には自分ひとりでもそれができるように導くというのが、私のとっている方法だ。

※ほぼ毎日、リアルタイムでのオンライン個人セッションを待ち受けています。PCでもスマホでもタブレットでも、まずはSkypeを立ちあげ「mizuki_yuu」を気軽に呼んでみてください。
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