2019年6月24日月曜日

春野亭日乗 6月23日(日)個人レッスン、演出的「しかけ」は身体の気づきあってのもの

午前中、オンラインでの個人セッションと、現代朗読ゼミ。
ゼミはゼミ生ユウキひとりの参加だったので、個人レッスンに。
金曜夜、ほぼ恒例になった国立〈キノ・キュッヘ〉でのオープンマイクにまた参加することになったので、その読み合わせ。

「水色文庫」をみて、私の作品の「ふたつの夢・ひとつめの夢」をやってみることになった。
変な作品だが、あらためて読んでもらうと、なかなかおもしろい。
パフォーマンス向け作品ともいえる。
ピアノと合わせてみた。

この半年、ずっとまじめに現代朗読の手法で身体表現の稽古をしてきたので、自身の身体への「気づき」がかなり生まれてきている。
こうなると演出的な「しかけ」の可能性が生まれてくる。
身体への気づきや体認がないまま演出的「しかけ」を先にやってしまうと、身体がないまま形骸ばかり表現することになってしまう。
表現が嘘になってしまう。
そこを現代朗読ではクリアしたいのだが、その方向性をきちんと理解してもらえるようになってきている。
うれしいかぎりだ。
ある「しかけ」を提案してみたが、それを受けての金曜夜のライブが楽しみになってきた。

すでに完成していた帽子がちょっと大きめで、男性にも大きいくらいなのでだれにあげられるかなと思っていたが、大きめがいいというので差し上げることにした。
急遽、紐を取りつけて、頭囲を調節できるようにした。
よくお似合いでよかった。

ひさしぶりに麻紐を使って手提げバッグを編みはじめる。
材料費が安いので気軽にガシガシと編んでいけるのがいいが、握力がどんどん目減りする。
コンピューターを開きっぱなしにして、共感文章の「遠景、近景、体景」のエチュードを自分でもやりながら、編んだり休んだり、記述したり、Netflixを見たりNHKオンデマンドを見たり。

ゼミ生が個人レッスンを受けるタイミングで臨時の現代朗読ゼミを開催します。現代朗読については水城ゆうブログ「水の反映」の「現代朗読」ラベルをご参照ください。6月30(日)10時半から約2時間。