映画「テルマ&ルイーズ」を意識したみたいなタイトルになったのは、たぶん、数日前にリドリー・スコットの「オデッセイ」を観たせいです。
NVCジャパンは海外からNVCトレーナーをしばしば招聘して、国内でのワークショップをオーガナイズしていますが、来日したトレーナーたちは羽根木の家に滞在することが多いのです。
今回来日したブリジットとルードのトレーナーカップルもまた、羽根木の家に滞在しています。
ふたりは昨日・12日の午前中に羽根木の家に到着して、すでに滞在しています。
ふたりともこれが二度めの来日となります。
前回は2013年の5月でした。
私はブリジットから真正の共感というものを教えてもらいました。
ルードは尺八奏者であり、禅の修行者でもあって、音楽的交流をさせてもらった楽しさを忘れずにいました。
ふたりがふたたび来日したのは、本当にうれしいことです。お祝いです。
ブリジットはいつも微笑みをたやさない静かなたたずまいの女性で、NVCではダンスフロアという共感練習の方法を教えてくれます。
床に置いた色紙の上を移動しながら、自分の身体を使い、身体の声に耳をかたむけながら、思考ではなく身体的に気づき、自分自身につながる方法です。
初心者からベテランまでだれもが有効なすぐれた方法です。
前回の来日のとき、ブリジットとルードは自分たちのワークショップのほかに、私と野々宮の「槐多朗読」という小さな公演に来てくれて、そのときにブリジットが伝えてくれた共感的な受け取りのことばが私には忘れられないのです。
ルードはオランダ出身の大きな男性で、頼もしく、しかしやはりにこにこと笑顔をたやさない、ユーモアいっぱいの優しい人です。
今回も尺八らたずさえて来ているということで、楽しみでしかたがありません。
ふたりのワークショップは、明日と明後日の東京を皮切りに、名古屋、札幌、京都と、各地をまわります。
この絶好の機会を、NVC・共感的コミュニケーションを学ぶ方々はぜひのがさないようにお願いします。
ふたりの今回のツアーの情報は、こちらからどうぞ。