9月9日・日曜日は、早朝に東京・国立を車で出て、名古屋・天白区の古民家スペース〈アロマファン〉に移動。
秋分の日に近づいてきて、午前5時だとまだ真っ暗だが、しだいに明けていくなか、府中国立インターから乗って、中央道、圏央道、東名高速を経由して名古屋に向かう。
名古屋にはいったらどしゃ降り。
いつもの駐車場からアロマファンまで10分くらい歩くので、どうしようかと思っていたら、駐車場についた瞬間に雨あがる。
せっかく出した折り畳み傘も使わずじまいで、アロマファンに到着。
午前は現代朗読の部。
参加者はふたりだけ。
初参加の私より年上の方は、これまで声の表現をいろいろとやってきて、朗読公演や朗読教室にもいくつか参加したことがあるという。
じつをいうと、こういうかたが一番てごわい(笑)。
なぜなら、「朗読を習い」に来られるとか、朗読についてある一定の固定イメージや理想型をお持ちのかたが(経験上)多いからだ。
「教える」とか「やりかた」とかいったものとは真反対にある現代朗読のセオリーは、なかなかそういったかたには受け入れてもらえず、ともすれば反発されたり、ときには怒って帰ってしまうような人もいる。
が、今回はとても頭の柔らかいかたで、現代朗読のかんがえかたもしっかりと受け止め理解していただいて、ありがたかった。
そしていっしょに稽古をしたとき、正直に自分のわからないところ、気づいたところ、弱点と感じるところなどお話ししていただけた。
「また参加したい」とおっしゃっていただいて、私もとてもうれしかった。
午後は共感カフェ。
こちらも今回は参加者すくなめだったが、その分、個々の疑問や気になっていることなどについてみんなでしっかりと取り組めたのはよかった。
いつもそうだが、おたがいにつながりが生まれて、最後にはフェイスブックのアカウントを教えあったりするのだった。
水野生惠さんが世話人をやってくれているこの天白アロマファンでの集まりは、ほぼ毎月一回のペースで開催しているが、来月・10月は都合によりお休みとなる。
11月11日にまた開催するので、お近くの方は気楽にご参加を。
◎11月11日:朗読と共感のコラボWS@名古屋天白アロマファン
朗読と共感的コミュニケーションを両方体験し、実践を深めることができるワークショップを、午前と午後にそれぞれ、名古屋市天白区の古民家スペース〈アロマファン〉で開催します。