2018年9月21日金曜日

音読療法ダブルヘッダー

埼玉県小川町まで行って、福祉委員の皆さんが主催の「ふれあいいきいきサロン」で音読療法の紹介とワークをやってきた。

10時スタートということだったので、国立を午前8時に車で出発。
最初は下道をのんびり走っていこうかと思っていたのだが、朝の時間帯、意外に時間がかかりそうだったのと、このところの長距離移動で疲れぎみだったのとで、高速道路に日和ることにした。
高速を降りると、小川町はヒガンバナがたくさん咲いていて、秋の里山の風景が楽しかった。

今回私を呼んでくれたのは、朗読でも最近共演することが多い小川町在住の狩野亜矢子さん。
参加者はご高齢の方が多かったが、みなさんお元気で、音読療法に高い関心を寄せていただいたのがうれしかった。

事後に亜矢子さんからいただいたメールの一部を紹介したい。

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本日は、遠くまでおいでいただきありがとうございました。
人数が集まるかどうか少し不安でしたが意外と人数が集まり、分からないながらも皆さま「音読」に興味があるのだなあと思いました。
自己紹介についても、想像以上に目的意識をお持ちの方が多かったのは驚きでした。
さらに、音読の効果から呼吸法、実際のワークへと移るにつれ、皆さまの目が生き生きとしてくるのが分かって、やっぱり音読療法はすごいなあと実感することしきりでした。
話の段階では眠そうにしていたかたが、呼吸法のワークが終わったあとに目が大きくなっていたのが印象的で、思わず笑ってしまったほどです。
単純なようで奥の深い音読療法。ご高齢の方のみならず、もっと若い方や小さな子どもたちもともにワークをして、皆が生き生きと日々を暮らせるようになるといいなあと感じました。
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とてもありがたく、うれしい感想だ。

午後は練馬富士見台の高齢者介護施設に移動して、いきいき音読ケアをおこなった。
今回はトレーナーの参加はなかったが、富士見台に住むキャリアコンサルタントのクマさんこと大間さん(共感男塾の共催者)がサポートに来てくれた。
クマさん、ありがとう。

今回、取りあげたテキストは、唱歌「里の秋」の歌詞だったのだが、よく読むと反戦のメッセージであることがわかった。
歌自体もあまりなじみはなかったけれど、歌詞の内容も知らなかった。
まだまだすばらしい歌があるんだろうなと、再発掘したくなっている。

それにしても、このところイベントつづき、長距離移動つづき、また個人セッションなどがつづいて、さすがに疲れぎみなのと、自分の仕事にまったく時間をさけていないので、ちょっとフラストレーションがたまっている。
明日も出かけたり書類作業をしたり、国立春野亭での韓氏意拳講習会で一日が埋まっているし、明後日はもう名古屋、豊田、半田方面に移動して、日曜深夜までもどれない。
合間になんとか工夫して自分の個人的表現に向かえるといいんだけど。

10月14日:ボイスセラピー講座@国立
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を学び、身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。10月14日(日)10時からJR国立駅徒歩5分の会場にて開催。