福井の実家に帰省中だが、いまのうちから雪囲いの準備を進めておこうと、あれこれ動いている。
いくらなんでも早い、と思われるかもしれないが、この前の冬は何十年ぶりかの豪雪で、ひどい目にあったのだ。
今シーズンはどうなるかわからないが、もしそうなったときの弱点が露呈したので、すくなくともそこはつぶしておきたい、と。
とくに母屋の下屋と離れの屋根がクロスしている縁側の隅っこの三角地帯に、屋根からずり落ちてきた雪がたまりにたまって、にっちもさっちもいかなくなった。
長らく縁側は雪に閉ざされ、出口のないカマクラ状態になってしまった。
まずは池に井戸水がちゃんと流れるようにする。
冬場も暖かい井戸水が池に流れれば、雪をどんどんそこに放りこめばよい。
つぎに、魔の三角地帯に雪がたまらないようにするために、雪囲いを工夫して落ちてきた雪を池へと誘導する。
そのために、角材やら波板やら、それを固定するためのパネルやらを買ってきた。
てなことをやっていたときに、離れの裏の路地に秋の花がいろいろ咲いているのを見つけた。
ヒルガオ(これは鉢植えの隅っこに生えていた)以外は名前もよくわからないのだが、可憐だ。