2018年8月7日火曜日

8月の天白朗読と共感のコラボWS、終了

2018年8月5日、名古屋市天白区の古民家スペース〈アロマファン〉にて、水野生惠さんが世話人をやってくれて、午前は現代朗読のワークショップを、午後は共感的コミュニケーションの勉強会をおこなった。
参加者はいつもよりすくなめだったが、その分じっくりと取り組めたように思う。

共感的コミュニケーションは座学になることが多いが(私の場合はね)、なるべく「ニーズにつながる」「自分自身に気づく」「いまこの瞬間に居つづける」ことを体感してもらいたくて、できるだけ身体ワークと組み合わせたいと思っている。
とくに最近はそれを強く思うようになってきていて、いっそのこと共感的コミュニケーションの勉強会というより、朗読のワークを共感ベースで、とか、音読ワークを共感ベースで、といったふうに身体ワークを中心軸にしたほうがより私らしく伝えられるんじゃないかとかんがえている。

最近のアロマファンでも、私から提案するまでもなく、朗読や音読をやりたい、という共感仲間が増えてきていて、自然に朗読のワークショップをやるようになった。
アロマファン以外にも、定期的にやることになった山梨・北杜市の山荘でのワークショップや、岐阜・各務原での集まりでも、朗読を筆頭に身体的ワークをおこなうことになっている。

こころと身体は別々のものではない。
あたまと身体はバラバラではなく、一致していたほうがいい。
あたまで「こうすべき」と思っていても、身体が思うように動かないというのはだれもが経験することだろう。
本当は自分がどうしたいのか、なにを大切にしているのか、どんなニーズがあるのか、それはあたまとか身体の問題ではなく、自分という全体性の問題なのだ。
自分にはなにが必要なのか。

その先には、すべての人にもおなじことがいえる、またすべての人がひとしく(自分自身がそうであるように)尊重されることが望ましい、という風景が自然に見えるだろう。
これが共感的コミュニケーションの進みたい世界だと思う。

アロマファンではそんな世界を体感し、みなさんといっしょに体現して、とても豊かでしあわせな気分に(今回も)なった。
ありがたいことだ。
大切なつながりの場所のひとつだ。

9月もこちらで朗読と共感のワークを開催することになった。
都合のつくかたは、午前でも午後でも、あるいは都合がつくなら通してご参加いただけるとうれしい。
お会いできるのを楽しみにしている。

9月9日:朗読と共感のコラボWS@名古屋天白アロマファン
朗読と共感的コミュニケーションを両方体験し、実践を深めることができるワークショップを、午前と午後にそれぞれ、名古屋市天白区の古民家スペース〈アロマファン〉で開催します。