2018年7月1日日曜日

釧路、弟子屈、札幌ツアー(5)

最終日、6月23日。

楽しく充実したツアーも、これが最後の日となってしまった。
宿の前の森をまずは散策。
宿を出たところで、馬車が通りすぎていくのに出くわす。
観光客用の馬車ツアーのようだった。

コナラやトドマツの森のなかにはゴゼンタチバナという白いかわいい花がたくさん咲いていた。
晴れたせいか、エゾハルゼミももう鳴きはじめている。

いったん戻り、宿の目の前にある環境庁のエコセンターをみんなで訪問してみた。
無料。
このあたりの自然環境や、弟子屈のカルデラ地形が生まれた地学的歴史、その結果の気候に特徴など勉強する。
森のなかのガイドも無料でお願いできるということで、職員の女性にお願いして案内してもらう。

森の植生や動物の話など聞きながら案内してもらったあと、自分たちだけでぐるりと大回りのコースを歩いてみた。
このあたりはエゾヒグマが出ることもあるということで、ガイドの女性はクマよけの鈴を腰につけていたが、考えてみれば私たちは丸腰で残されたのだった。
まあ、にぎやかに話しながら歩いてはいたが。

宿をあとにし、お土産もの屋にちょっと寄ったあとは、藤原夫妻の自宅へ。
そこで北海道民のソウルフードであるジンギスカン鍋をご馳走になる。
おいしかったなあ、一気食いしてしまった。

今回の旅では、本当になにからなにまで藤原夫妻の心づくしに感謝してもしたりない。
いつかお返しができるといいのだが。

弟子屈に入ったときとは別ルートの、釧路湿原の西側のルートで、弟子屈を後にする。
鶴居村でソフトクリームをいただく。
鶴居村はなんだかリッチな感じで、観光事業や住民誘致がうまくいっているらしい。
残念ながら、ツルはついぞ見かけることはなかったが(季節柄やむをえない)。

そしてふたたび釧路湿原へ。
音根内という、木道が整っていてゆっくりたっぷりと湿原の自然を堪能できるポイントがあった。
さまざまな植物や自然環境、鳥を見ることができて、楽しかった。

そしてとうとう私たちは釧路空港に戻ってきた。
車を返却し、空港で食事したあと、藤原夫妻とお別れする(これがけっこうつらかったな)。
夕刻の空を飛び、あっという間に羽田へ。
羽田からは直通のリムジンバスで国立へ。

気がついたら、自宅に戻っていた。
なんだか夢のような5日間だった。
しかし、身体の記憶として、ここにしっかりあることはたしかだ。
たしかなつながりの感触であるだろうこれは、たぶん死ぬまで忘れることはない。