2018年7月21日土曜日

スムシにやられた日本みつばちの巣

あした農場に行って、スムシにやられた巣箱の処置をしてきた。
巣箱をあけてみると、思った以上に全面的にやられている。
この時期のスムシは、入られていったん広がりはじめると、かなりの勢いがある強い群でもあっというまに侵略されてしまうようだ。

やむをえず、巣を全部切りとって、巣箱を空にする。
みつばち部のはるかさんが逃げようとしていた女王蜂を発見したので、巣箱にもどすも、何度も逃げようとする。
よほど嫌気がさしてしまったと見える。
出入り口に蓋をして一時的に逃げられないようにしてみたが、蓋をはずせば逃げていってしまうかもしれない。
つまり、この群は終わりということだ。

回収した巣を国立春野亭に持ちかえって、蜂蜜と巣脾の分離作業。
汚染されていない垂れ蜜が少し採れた。
2キロくらいだろうか。
残りは汚染された巣なので、蜂蜜の回収は難しく、できたとしても花の少ない時期の給餌用に使えるかな、という感じだ。

巣脾は蜜蝋を精製すれば有効活用できる。
これは31日のみつばち部祭りのときにすこしやってみて、さらなる精製はその後に作業できれば、と思っている。

7月31日:みつばち部まつり
巣脾を絞ってハチミツを取る作業、その絞りカスからミツロウをとる作業、ハチミツやミツロウの頒布、もちよりごはん会&みつばち部総会、夜には久々のBee's Cafe(おはなし会)を、7月31日(火)の午後から夜にかけて国立春野亭でおこないます。