2016年最後の国立での共感茶話会は、ランチ付きではなく、終了後のクリスマス会月でおこないました。
頻度のちがいはあっても、昨年ずっと私が案内人をつとめる共感カフェや茶話会に来てくれていた人たちが集まり、さながら共感忘年会みたいな感じになりました。
共感的コミュニケーションにすでに接したことがある人が集まったときには、説明はせずにいきなり共感セッションにはいることが多いんですが、今回は私にしてはめずらしくワークからスタートしてみました。
やや人数が多めということもあったし。
最初は「お祝いのワーク」。
昨年一年をふりかえって、自分で「これはうまくいったな」とか「あれがうれしかった」というような、なにかニーズが満たされたようなできごとを、思いつくかぎり書きだしてもらいます。
そしてそれをみんなの前で発表してもらい、そのとき満たされたニーズをみんなで推測してみる、というものです。
「みんなで推測」というところがポイントです。
自分では「このニーズが満たされた」と思っていても、ほかの人から共感してもらって思わぬニーズが満たされていたことに気づくことがよくあります。
今回もそうでした。
昨年一年もそれぞれがたくさんのニーズを満たすことができたことに気づき、それをみんなでお祝いしました。
このようなお祝いの積み重ねが、自己承認という力強い人の土台を作るのです。
つづいて、今年の抱負をみなさんに書きだしてもらいました。
そしてまた、それによって満たそうとしているニーズをみんなで推測しました。
これからなにかやりたいことがあって、それが自分のどんなニーズを満たそうとしているのかわかっていると、いつもそれにつながってパワフルに行動できます。
ニーズにつながった行動はいつも力強く、クリアなのです。
茶話会のあとはクリスマス会。
なごやかに飲み会。
私も一品作ったので提供しました。
共感でつながっている場は、なにをいっても受けとめてもらえる安心感とあたたかさに満ちていて、本当に心あたたまる会となりました。
ご参加いただいたみなさんには心から感謝します。
今年もよろしくね!
◎親密な関係における共感的コミュニケーションの勉強会(1.9)
共感的コミュニケーションでもとくにやっかいだといわれている親密な関係であるところのパートナーと、お互いに尊重しあい、関係性の質を向上させるための勉強会。