2016年1月18日、月曜日。
東京は未明から降雪があり、朝起きてみたら、世田谷・羽根木の家でも5、6センチくらい積もっていた。
美しい風景だが、北陸の豪雪地帯に生まれ育ち、いまでも実家にちょくちょく帰省する私にとっては、雪を見ると反射的に警戒する身体感覚がある。
日本人はまじめだというか、まじめを通りこして「なにか」だと思うが、朝から通勤電車のダイヤが乱れて大混乱のなか、それでも会社にたどりつこうという人々で駅があふれかえっていたようだ。
それも午後には解消され、私が出かける夕方にはほぼ平常運転にもどっていた。
羽根木から渋谷、半蔵門線直通のスカイツリーラインで草加へ。
天然石アクセサリーのお店〈Jugem〉へ。
店長の川崎実雪さんが毎月主催してくれている。
実雪さんはげろきょゼミ生の満里菜のお母さんでもある。
小さなお店なのと、場所が草加市ということで、毎回少人数での開催になっている。
今回も私と実雪さんをいれて四人という、ごく親密な感じの勉強会になった。
初参加のりささん、共感的コミュニケーションと音読療法にずっと興味を持っていたのだが、なかなかタイミングがあわず、都区内在住にもかかわらず今回タイミングがあったのを見計らってわざわざ草加まで出かけてきてくれたとのこと。
りささんが初参加だったので、彼女を中心に勉強をすすめていった。
共感的コミュニケーションの原理や、人の行動や感情が生まれてくる仕組み、そして人と人がつながり共感するとはどういうことなのか、その方法はどうすればいいのか。
りささんにもいくつか解決したいシチュエーションがあって、それらを具体的に示してもらいながら、解説したり、ときにはロールプレイングで検証してみたりしながら、いっしょにかんがえていった。
いつもそうなのだが、人はだれもが、自分の深いニーズに気づき、それに触れていると感じたとき、自然に涙がこぼれてくる。
今回もそんな瞬間が何度かやってきて、Jugemという場があたたかなつながりで満たされた。
これは参加者だけでなく、私も深く満たされる瞬間だ。
おそらく主催してくれている実雪さんもそうだろうと思う。
予定の時間をすこしうわまわって、今回の共感カフェは終了した。
次回、2月のJugem共感カフェは、8日(月)夜に開催が決まった。
興味がある方はどうぞ気軽においでください。
詳細と申し込みはこちら。
草加のほかにも世田谷・羽根木の家での共感カフェがふたつ、もうすぐ開催されるので、そちらもどうぞ。
◎親密な関係における共感的コミュニケーションの勉強会(1.22)
◎共感カフェ@羽根木の家(1.29)
1月の羽根木の家での共感カフェは、1月29日(金)19〜21時です。