便がゆるく、胃のあたりに時々差しこむような痛みがやってきて、むかむかする。
最初はなんだろうと思ったが、ウイルス性の胃腸炎がこのような症状になることがある。
おそらくそれだろうと思って、とりあえず絶食。
午前中は現代朗読の基礎ゼミ。
調子が悪かったのだが、基礎トレーニングに付きあっているうちに、なんとなく回復してきた。
今日の基礎トレーニングは、朝も夜も、身体をぜんまいのハガネのようにしなやかに、柔らかく、しかも強靭にしならせる感覚をもってまとめ、そこから発声することを試みてもらった。
まったくクオリティが変わることにびっくりする。
午後はゼミがなかったので、こたつで横になって休む。
しばらく休んだら胃腸炎はかなりよくなった。
よくなったら、今度はお腹がすいてきた。
ここはがまん。
音楽瞑想の1月の前半の曲をアルバムにまとめるためにマスタリング作業をしていたら、春野さんがやってきたので、そのままCDに焼いてプレゼントする。
音楽瞑想はいまのところ毎日配信していて、2分から3分前後のみじかい即興演奏の曲がどんどんできてくる。
せっかくなのでアルバムにまとめようと思い、そのまとめかたをかんがえていた。
1か月単位でまとめると、CDにはちょうどおさまるか、はみでるくらいのボリュームになるのだが、いまの時代、 CDというメディアに尺にこだわる必要はない。
15曲前後を3、40分くらいにまとめてひとつのアルバムにすると、日本の節季のひとつにあたる。
たとえばいまだと「立春」という2月4日から18日までの15日 間・15曲分の節季にまとめることができる。
1年では24節季になる。
区切りがいい感じがして、私にはしっくり来るので、今日マスタリングしたのは1月1日から15日までの分を「小寒(minor cold)」としてみた。
さらに1曲ずつ、それぞれみじかいタイトルをつけて、アルバムにまとめてみた。
夜はオーディオブックゼミ。
「高密度朗読」について検証したり、基礎トレーニングをやったり。
終わってからあけみさんが、音読療法協会の活動についていくつか提案してくれて、とてもありがたくうれしかった。
彼女のような実務に有能な人が協会運営に協力してくれる気持ちがあるというのは、大変心強いことだ。
年頭になんとなく予感があったように、今年はいよいよいろいろなことがうれしい方向に動きつつあるように思う。
※現代朗読協会ではゼミや講座など、どなたでも気楽に体験参加ができるように窓を開いています。来週の体験参加できるイベントはこちら。