私は声楽家ではないが、音楽家ではあるので、音楽的な知識や経験が役に立つことがある。
先日、表題のようなニーズが持ちこまれたので、いっしょにいろいろやってみた。
歌をうたうにせよ、しゃべるにせよ、ひと前でなにか表現するとき、もっとも重要なのはその人の身体性である。
歌が上手になりたいという、そのスタート地点は、音程や発声よりも呼吸や姿勢、そして身体の全体がいきいきと参加しているかどうか、というところになる。
そこに目を向ける感受性を作ったうえで、ディテールに向かわなければ、その人らしい表現にはなかなかなりにくい。
人まねにはすぐになれるかもしれないが。
私がおこなっているボイスコーチングのほんの一場面だが、記録映像から紹介したい。
どんな雰囲気でやっているかはご覧いただけると思う。
30秒くらいの抜粋映像、こちら。
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