2011年9月11日日曜日

長編サスペンスSF小説『浸透記憶』を電子ブック発売

ケータイ公式小説サイト「どこでも読書」での連載時にはトップランキングを走りつづけた人気の長編小説『浸透記憶』を、電子ブックとして刊行しました。PDFファイルのみです。
こちらから立ち読み&購入できます。
四百字詰め原稿用紙に換算して訳600枚の大作です。
以下、概要です。

アルコール中毒気味の警部・槇村は、連続猟奇殺人事件の犯人と目される異常性欲者を、あと少しのところまで追い詰めながら取り逃がしただけでなく、次のターゲットがわかっていながらみすみす殺されるという失態を犯し、マスコミからの非難を浴びていた。
槇村が酒を手放せない理由はもうひとつ。再婚したばかりの若き妻、知佳が脳腫瘍に冒され、余命わずかなのだった。そんなとき、自分なら知佳を救えるという医師、松岡が槇村にコンタクトを取ってくる。無認可の最先端手術の費用は5000万。ゆらぐ槇村に松岡が指示してきた方法とは、どんな理由があろうとも公務員として決して許されることのない手段だった……
これは長編SFサスペンスにして、切なく激しい愛憎劇でもある。

まずは立ち読みでどうぞ。
ご購入いただく場合の価格は300円です。