2011年9月13日火曜日

私のもの書きツール

毎日、大量に文章を書きますが、効率よく書くために、これまでさまざまな試行錯誤を重ねてきました。
たとえば、私は「かな入力」でタイピングしています。
これをいうと、たいていの人は驚きます。しかし、かな入力がローマ字入力より速いことはまちがいありません。なにしろ、キータッチ数がだいぶ少なくてすみますからね。もっとも、ローマ字入力はキーボードの三列とスペースキー、エンターキーくらいですむのに比べ、かな入力は四列が必要になってきます。シフトキーの操作も頻繁です。タッチタイピングのためにはローマ字入力のほうが習得が早いでしょう。
私はコンピューターを使うようになった二十代前半のころから、集中的にかな入力の練習をして習得しました。もともとピアノ弾きということもあって、キーボード操作は慣れていましたしね。
このように、入力方法からはじまって、ワープロ、パソコン、キーボードの種類、ソフトの種類など、ありとあらゆる方法を試してきました。現在もその途中といってもいいかもしれませんが、ある程度落ち着いていることも事実です。そんなに右往左往しなくなりました。
そこで、現在の私のものを書くときのツールについて、ご紹介しておきます。

1. 機材

最初のコンピューターであるPC-8801から始まって、PC歴は二十五年に渡ります。後半はずっとWindowsマシンを使ってましたが、五年前からすべてマッキントッシュに乗り換えました。
乗り換えた瞬間から深い後悔の念にとらえられました。なぜもっと早くマックにしなかったんだろうか、と。
マックは日本語入力においてWindowsマシンに劣る、という思いこみがずっとありました。が、そんなことはありません。ソフトも豊富にあります。なにより、ウイルスの心配をしなくていいのがストレスレスです。
また、最近のOSにはタイムマシンという夢のような機能がついています。すでにこれに何度救われたことやらわかりません。ファイルをなんらかの理由で紛失したり、損傷したりしても、一時間おきにさかのぼって復元することができるのです。
このタイムマシンを使えば、本体を買い替えても環境をそっくりそのまま移しかえるのも簡単です。
現在はメインマシンに MacBook Pro の15インチを使っています。フラッシュストレージで強化してあります。サブマシンとして MacBook Air の11インチも使っています。

2. もの書きソフト

Windows時代から私はWORDなどのワープロソフトは使いません。鈍重だからです。プログラムを作るときに使うエディターを使います。
Windows時代にはWZエディターで「決まり」だったんですが、残念ながらマックでは使えません。現在はJeditほメインに、たまに iText Express を使います。
長文を集中して書きたいようなときには、OmmWriterというソフトをつかいます。いまもそれで書いています。これは立ちあげると、フル画面になり、画面は雪景色のような白い平原の風景になり、静かなアンビエント系の音楽が流れます。書くことだけに集中できるように作りになっています。余分なものはなにもありません。とても気にいっています。キャプチャー画像はその画面です。

3. その他

書いた文章はブログに掲載することが多いのですが、MarsEditorというブログ専用のソフトを使います。これだといちいちブラウザを立ちあげて、ブログの管理画面にはいる必要がありません。ケータイメールでブログを投稿するのに近い感覚で投稿できます。
私はたくさんのブログを管理しているので、こういうツールは便利なのです。
ほかに、たくさん文章を書くのはメールですが、メーラーはOS標準のMailを使っています。いまのところ、これでとくに不便は感じていません。
ブログに掲載するための画像の処理も、標準のiPhotoを使っています。たまにPhotoShopを使うこともありますが、ほとんどはiPhotoですませています。
電子ブックを作るときには、InDesignを立ちあげます。重いソフトですが、縦書きで字数と割り付けができるので、これで一度原稿を書いてみようかと思っているんですが、まだ試してみてはいません。