2010年12月12日日曜日

名古屋ウェルバ・アクトゥス・アート公演レポート(2)

12月9日のことはすでに日記に書いたので省略。
日記はこちら

12月10日、金曜日。晴。
6時半、起床。メール処理など。
ステージ用の服装に着替えて、ホテルの朝食へ。
昨日到着した東京組のみんなとロビーで合流して、歩いて栄の芸術文化センターへ。窪田涼子も大阪から来ていた。矢野司空さん、デリヘイも参加して、ようやくフルメンバーに。全員がそろったのはこれが初めて。
尺八の司空さん、馬頭琴とホーミーのデリヘイ、歌の伊藤さやか、ピアノの私という音楽隊の音合わせからスタート。そのあと、音楽とからむところを中心に全体のリハーサル。
弁当昼食をはさんで、午後もリハーサル。ほぼ全体の確認をなんとかできた。

午後2時半、開場。来客にはまず、ロビーに展示した絵画を観ていただく。それからホールへ。
ホールは3時開場。
3時半、「Ginga - 宮澤賢治・時と地と星 - 」の開演。ほぼ一年かけて準備してきたステージなので、やっている最中にもいろいろな思いがよぎる。結局、名古屋ワークショップメンバーで最後まで残っていっしょにステージに立てたのは、柊麗子、山田哲也、加藤祐子、西川智里、岡本薫、西村邦子、小木曽琴江の7名だけだった。当初のワークショップ参加メンバー30名という構想は消え、まったく違うイメージのものとなった。いまとなってはそれも必然なのだったかと思える。

エンディングは朗読陣、音楽陣、音響、照明、美術が一体となった迫力のある空間を作った。
4時半すぎ、終演。
知り合いの来客と話をしてから、夜の「沈黙の朗読」の準備に取りかかる。出演の坂野さんは「Ginga」を観てくれたらしい。

夕食弁当をはさんで、6時半から「沈黙の朗読」の開場、7時半開演。
こちらはほとんどリハーサルらしきリハーサルもなかったのだが、非常に密度の濃い、リラックスしたなかにも緊張感のあるパフォーマンスとなった。お客さんも昼の「Ginga」とおなじくらい来てくれて(バラさんのおかげ)、たくさんの賞賛の声をいただくことができた。
これは東京組を含む「Ginga」の出演者のほとんども観てくれた。

終わってからバラさん、坂野さん、一歩さん、理子さんと軽く飲みに行く。あとでファンキーと麗子さんも合流。坂野さんからは何度も私の音楽が「美しい」といってもらえてうれしかった。
11時すぎ、解散。ホテル帰着。
0時半すぎ、就寝。