いろいろな活動をクローズするチャンスかもと、身体文章塾もちょうどいい機会になった。
機関誌も6号まで出すことができたことだし。
と思っていたら、塾生だったふなっちこと船渡川くんから、
「まだ学びたいことがある。機関誌もまた出したい」
という連絡があり、自発的に塾生たちに声をかけて再結集してくれた。
塾生たちとまた会えるのはうれしかったし、いわれてみればまだやりのこしたこともあるような気がしてきた。
そこで身体文章塾を再開することに同意して、名称も「ひよめき塾」とあらためた。
フェイスブックからSlackに場を移し、現在15名ほどのメンバーで活発に創作と交流活動をおこなっている。
作品もだいぶたまってきたので、年内というめどを立てていた機関誌の編集製作に取りかかることになった。
助かるのは、これまで私ひとりでおこなっていた作品選定、講評のコメント書き、編集、製本という作業のうち、編集と製本の部分を古参メンバーの石川月洛が一手に引きうけてくれるということだ。
おかげで私は、作品選定と講評書きに集中できる。
ここ数日はこの半年近いあいだに塾生のみんなが書いたかなり膨大な作品群のなかから、機関誌に掲載するための作品を選定していた。
かなり大変な作業だが、楽しい作業でもあった。
上手/下手ということではなく、それぞれのオリジナルでユニークなテキスト表現がここに集まっている。
機関誌『HiYoMeKi』はひさしぶりの発行となるが、第7号となる最新号は年内にリリースできるはずだ。
私と塾生たちが力をあわせて形にした大切な作品である。
ひよめき塾は年明けも継続する。