写真はその一部。
お花、カード、お菓子、お茶、かわいい切手、私の身体を気遣った薬草……
みなさんの心使いが本当にありがたくうれしかった。
いただいたのはモノだけでなく、終演後の感想やメッセージ、絵に描いて表現されたものなど、たくさんいただいた。
私(たち)が表現したことにたいして、こんなに多くのかたからいただいた反応は、私にとって贈り物そのものだ。
表現したらたくさん贈り返してもらった、これほど豊かな経験はないと感じている。
人生の終盤になって、いくらたくさんお金をもうけたり、資産を抱えこんだりしても、これほどの幸福はないだろう。
ライブ公演での交流だけでなく、このところ日常的にもさまざまな人からさまざまな贈り物をいただいている。
そうしてもらっている私もまた、自分の命があるかぎり贈りつづけられたらいいなと思うのだ。
「贈与経済」ということばがあるけれど、話は経済だけではないよね。
昨日もパープルリボン・コンサートのために大塚の音楽堂に行ったら、たぶんそのイベントに参加する時間はなくて、でも私に差し入れだけ持って中村設子が来てくれた。
きっと遠くまでそれを買いに行ってその足で駆けつけてくれた。
30年以上の付き合いがこうやって贈りあう関係としてつづいていることが、本当に豊かなことだと感じる。
ありがとう、設ちゃん。おいしくいただいたよ。
贈りあうといえば、共演の野々宮卯妙とも、矢澤実穂とも、もっとも多くの交換・交歓があった。
撮影の伊藤くん、ヨシキくん、会場で手伝ってくれたのぞみさん、生惠さんにもたくさん贈られた。
なんて豊かな時間を私はすごしているんだろう。
今日はこれから朗読ゼミ。
ゼミ生たちが学びに来てくれる。
夜はひよめき塾。
これもまた、塾生たちとの学びの時間が楽しみだ。