ここではなにかを「してはいけない」とか「こうしなければならない」というものは一切ないけれど、私は個人的に心がけていることがあって、それは共感の場ではあるけれど「AMO(編も)」を実践したいということ。
つまり「(ニーズを)当てにいかない」「向かい合わない」「追い詰めない」。
自分自身につながり、その場に「いる」状態で、自分事をおこなったり、ゆるりと相手の話を聞いたりする、いわば「縁側モード」の共感的コミュニケーション。
そんなとき、なにか手仕事をしていることが役に立つ。
私の場合、編み物をしているときが、そんな縁側共感モードになりやすい。
そして、編み物は不思議と、マインドフルネスをもたらし、自分がそこにいてさまざまなことに気づきつづけている状態をもたらしやすい。
今回も何人かの参加者が入れ替わり立ち替わり、直接国立春野亭に来てくれたり、オンラインでつながったりしてくれたのだが、ことさら共感的コミュニケーション(NVC)を学ぼうという集中モードでもなく、それぞれが編み物したりカメラの手入れをしたり料理をしたり事務仕事をしたりと自分のことをおこないながら、お互いの話をゆるゆると聞きあう時間になった。
これがとても安心できる、楽しい、豊かな時間なのだ。
これいいなー。
毎日これでもいいよな。
でも、とりあえず、毎月やるよ。
3月も末日の31日にやります。
編み物をしながら、お茶を飲みながら、ゆるく共感しあう場。まるで昭和の家の縁側のような安心できる居心地となる予定です。編み物ができない人ややりたくない人も歓迎。午後3時から8時まで、出入り自由。