2018年1月4日木曜日

メルマガ記事を書くときに留意していること(実体験にもとづいているか)

毎日のように私が書いているメールマガジンの記事だが、なんとなくやっていて、今後はなんとなくではなくはっきりと意識してやっていこうと思っている方針がある。
わざわざ書かなくてもよさそうなものなのだが、いちおう、私の姿勢を知っていただくためにも書いておこう。

それは、
「記事は事実、実体験、自分自身の経験のなかで得られた気づきをもとに書いている」
ということだ。
だれかから聞いたことや、本やネットやメディアから得られた情報を、私の意見として書くことはない。
もしそういう情報があったとしても、かならず私自身の経験や実体験を通してから書かれるだろう。

自分自身のリアルな体感覚や経験とつねに向きあい、緻密な観察の目を向け、気づきを逃すことのないようにしたい、という思いがある。
もっとも、自分自身の感覚や知見もどこまでほんとうにリアルなものなのか、それはほんとうに起こっていることなのか、ほんとうに感じていることなのか、という疑いの目をもって検証しつづける姿勢が必要だろう。
人間はともすれば、
「このように感じている」
という自分の感覚や経験や記憶すら、自分にとって都合のいいように捏造する動物だからだ。

私がおこなっているコミュニケーションの勉強会にしても、音読療法にしても、現代朗読や音楽などの表現にしても、マインドフルネスや音楽瞑想にしても、そしてもちろん韓氏意拳などの武術にしても、徹底して「自分に起こっていることのリアリティ」を追求していきたい。
観念や妄想や捏造の世界から距離を置き(とても小説家のことばとは思えないが(笑))、徹底したリアリズムでリアルな身体と世界に向き合いたい。
それを書き記しておきたい。
これが私のスタンスである。

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