11月3日(木/文化の日)と5日(土)・6日(日)で、音読療法協会主催のボイスセラピー講座と、音読トレーナー養成合宿を実施しました。
どちらも大変充実した学びと発見と創造性とつながりの機会となり、ご参加いただいた皆さんには感謝します。
音読療法を普及させたいという思いのもとにあるのは、社会貢献と自立のニーズが大きくあります。
いまの社会で必要とされる心身の健康を確保するための簡便な方法、介護予防のシンプルで強力な手法を提供できる音読療法。
それをハンドリングできる音読トレーナーや音読療法士の育成。
これがいまの音読療法協会の目的です。
そして現在、音読療法協会は特別非営利活動法人(NPO法人)の認可申請の手続きをおこなっているところです。
今回の参加者のなかには、自治体からの補助金を得て参加してくれた人がいました。
全国各地に「ふるさと人材育成事業」というものがあって、地元に貢献し、さまざまな意味で「利益」をもたらしてくれる人材を育成するために補助金を出すという制度があるんですが、それを利用して音読トレーナー養成講座を受講してくれたのです。
つまり、音読トレーナーとなって地元で音読療法のワークができるようになることで、地域への貢献ができるということが認められたということですね。
音読トレーナーとして地域に貢献できることはなんでしょう。
高齢者福祉施設や介護施設、学校などでの音読ケアワークや音読ワークショップができます。
また、私もすでにはじめているように、音読カフェという名の参加しやすい介護予防の集まりや、行政と組んでの介護予防教室も実施できるでしょう。
健康促進団体として地域で組織化・法人化して、行政や企業からの予算をどんどん引きだして活動していくこともおすすめしたいです。
そういった活動をアピールするための資料は、音読療法協会が提供します。
たとえば、豊富な活動実績や映像記録、音読療法の内容や体系がわかる書籍といったものです。
音読療法協会でもこれらの資料をしっかり整え、いつでもトレーナーに使ってもらえるようにしておこうと思っています。
法人化も早急に実現します。
音読療法というまだあまり知られていない分野ではありますが、心身の健康法として、予防法としてとても有効でしかも簡便なツールに興味を持ってもらえるとうれしいです。
気軽にご参加くださいね。
◎ボイスセラピー講座@国立(12.3)
呼吸や声を使って自分自身や身近の人を癒し活力を養うボイスセラピーの概要を、半日で学び身につけるための講座です。この講座の受講修了が音読トレーナーの資格取得講座の受講要件となります。