2015年9月24日木曜日

9月の韓氏意拳世田谷羽根木講習会、終了

秋分の日の昨日は、朝から羽根木の家で韓氏意拳の初級講習会だった。
例によって内田秀樹先生に一日お世話になった(ありがとうございました)。

午前中は体験参加もできるショートクラス(1時間半)。
韓氏意拳初体験の方3人をまじえての稽古。
私もそうだったが、韓氏意拳の稽古に初めて触れる人は、なにをどうやればいいのか、なにをいわれているのか、雲をつかむような感じになるようで、そのようすに触れるのはこちらもあらためて初心を思いだして新鮮な心持ちがある。
もちろん、何度か稽古を重ねればなにをいわれているのか徐々にわかってくるし、年数を重ねればなにをやっているのか、そもそも韓氏意拳というのはどういう体系なのかというのも見えてきて、稽古も深まりを見せてくる。
じつに味わい深い教学なのだ。
しかし、つづけなければそういうこともわからない。
ちょっとだけやってみて、やめていってしまう人が多いのは、大変もったいないことだと個人的に感じるしだいだ。

午後は会員限定のレギュラークラス(2時間)が2コマ。
なじみの顔ぶれのほかに、愛媛から仕事の出張がてら参加された方がおられて、内容の濃い稽古となった。
私は世話人として、途中すこし抜けたりしたが、基本的に通して体系的に稽古ができてありがたかった。
基礎試力から摩擦歩、重心転換、そして基本拳法の一部。
それから、内田先生の工夫で、韓氏意拳の体系と形意拳の型(もどき?)を使った体感の比較は、気づきがたくさんあって興味深かった。
午前9時半から午後7時すぎまでの長時間にわたる稽古は、疲れたけれど、楽しい時間であった。

来月・10月の羽根木講習会は、日時が近いのでご注意を。
10月4日(日)の開催となっていて、詳細と参加申し込みはこちらからどうぞ。